Linux 上での自動アップグレード

このセクションでは、Linux で Kaspersky CyberTrace をアップグレードする方法について説明します。

下の手順は、RPM/DEB パッケージインストールに適用されます。

自動アップグレード機能は、アップグレード対象のインストールで EULA に同意している場合にのみ使用できます。

Kaspersky CyberTrace を自動的に新しいバージョンにアップグレードするには:

  1. 次のコマンドを root 権限で実行します:

    run.sh upgrade

  2. アップグレードプロセスの開始時に、Kaspersky CyberTrace サービスを停止するリクエストを受け入れます。停止するのを拒否した場合、アップグレードが失敗します。

    アップグレードプロセスの終了時に、すべての設定、ユーザーアカウントデータ、使用可能なフィード、および証明書が新しいバージョンに移行されます。

    アップグレードプロセスの終了後、前のバージョンでサポートされていなかった新しいフィードの入力可能フィールドは指定されません。必要に応じて、Settings]→[Feedsページでこれらのフィールドを手動で指定します。

    アップグレードプロセスの終了後、Kaspersky CyberTrace サービスは自動的に起動されます。

  3. [RPM パッケージを使用してアップグレードする場合のみ] インジケーターデータベースのディレクトリを再作成してください。これを行うには、root 権限で次のコマンドを実行します:

    groupadd -f cybertrace_db

新しいバージョンへのアップグレードが失敗した場合、 Kaspersky CyberTrace はアップグレードの開始時点で動作していたバージョンにロールバックします。

アップグレード時にエラーが発生した場合の処置

Kaspersky CyberTrace サービスが停止した後、設定情報ファイルと他の一部のファイルはアップグレード中、一時ディレクトリ /opt/kaspersky_cybertrace_tmp に移動されます。アップグレード時にエラーが発生した場合、移動されたファイルは一時ディレクトリに残ります。

アップグレードログファイルは、ディレクトリ /temp、または $TEMP 環境変数で指定されているディレクトリにあります($TEMP が定義されている場合)。

自動アップグレード時にエラーが発生する場合は、問題の解決策の詳細について intelligence@kaspersky.com までお問い合わせください。

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