LDAP 認証の設定

Kaspersky CyberTrace は LDAP ユーザー認証をサポートしており、ドメインアカウントでの Kaspersky CyberTrace Web のユーザー認証が可能です。このセクションでは、このタイプの認証を設定する方法について説明します。LDAP 接続設定パラメータは、設定リファレンスを参照してください。

Kaspersky CyberTrace は、ドメインコントローラが Windows を実行している場合にのみ、Active Directory® の使用をサポートしています。Linux ベースのドメインコントローラで Active Directory を使用することは可能ですが、保証はされていません。

Active Directory サーバーのルート証明書は、Kaspersky CyberTrace がインストールされているオペレーティングシステムのシステムストアに配置される必要があります。

Settings]→[Users]ページの[LDAP users]タブでは、次の操作を実行できます:

LDAP 認証の有効化

LDAP 認証を有効にするには:

  1. LDAP settings]をクリックします。
  2. 表示される[LDAP settings]ウィンドウで、[Enabled]スイッチを有効にします。

LDAP サーバーがユーザー認証に使用されます。

LDAP 認証が有効になると、ローカルユーザーアカウントで Kaspersky CyberTrace と対話できます。

接続の設定

LDAP settings]ウィンドウの[Connection settings]セクションでは、次の設定を指定できます:

LDAP サーバーへの接続のテスト

下の手順を実行して、LDAP サーバーへの接続が確立されていることを確認します。

LDAP サーバーへの接続をテストするには:

  1. Test connection]をクリックします。

    Test connection with LDAP]ウィンドウが表示されます。

  2. 次の設定を指定します:
    • テスト接続のユーザー名
    • テスト接続のユーザーパスワード
  3. Test]をクリックします。

接続テストは、サーバーに接続するために必要な設定をすべて指定した場合にのみ実行できます。

アカウントのフィルタリング

Account filtering]セクションには、管理者およびアナリストアカウントのフィルタリングルールが含まれています。

次のプロパティを設定できます:

ファイル kl_feed_service.conf の[AdministratorAccountsFilter]および[AnalystAccountsFilter]要素に値が含まれており、ログインを試行しているユーザーが指定したグループのいずれにも含まれていない場合、Kaspersky CyberTrace はエラーを返し、このユーザーの Web ユーザーインターフェイスへのアクセスを拒否します。

テナントのアカウントのフィルタリング

Account filtering for tenants]セクションには、Kaspersky CyberTrace に追加されたテナントのテナント管理者アカウントとアナリストアカウントのフィルタリングルールが含まれています。

テナントごとに、次のプロパティを設定できます:

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