コマンドラインでのリムーバブルドライブのスキャンの設定

コマンドラインでは、リムーバブルドライブのスキャンの事前定義済みタスク(Removable_Drives_Scan)を使用して、リムーバブルドライブのスキャンを管理できます。

既定では、リムーバブルドライブのスキャンタスクが停止されます。このタスクは、手動で開始および停止できます。このタスクの設定を編集することで、スキャン設定を構成できます。

タスクが実行中の場合、アプリケーションはデバイスへのリムーバブルドライブの接続を監視し、リムーバブルドライブが接続されると、一時的なブートセクタースキャンタスク(ODS タイプのタスク)を作成して開始します。このタスクは停止できません。タスクの実行が完了すると、そのタスクは自動的に削除されます。

リムーバブルドライブのスキャンタスク設定でファイル スキャンを有効にした場合、アプリケーションは 1 つ以上の一時的なカスタムファイルスキャンタスク(ODS タイプのタスク)も開始します。必要に応じて、管理者権限を持つユーザーはこれらのタスクを停止できます。

リムーバブルドライブのスキャンタスクの設定を変更した場合、新しい値はすでに実行されている一時タスクには適用されません。リムーバブルドライブのスキャンタスクを停止しても、すでに実行中の一時タスクは停止しません。

リムーバブルドライブのスキャンタスクの設定

設定

説明

ScanRemovableDrives

デバイス接続時のリムーバブルドライブのスキャンを指定します。

この設定は、CD/DVD ドライブおよび Blu-ray ディスクには適用されません(ScanOpticalDrives 設定を参照してください)。

DetailedScan - リムーバブルドライブ(CD ドライブ、DVD ドライブ、Blu-ray ディスクを除く)のすべてのファイルをスキャンします。

詳細スキャンは、Scan_File タスク (ID: 3) の既定で実行されます。

QuickScan - リムーバブルドライブ(CD ドライブ、DVD ドライブ、Blu-ray ディスクを除く)の特定の種別のファイルのみをスキャンします。

クイックスキャンは、Critical_Areas_Scan タスク (ID: 4) の既定で実行されます。

NoScan(既定値) - リムーバブルドライブの接続時にスキャンを実行しません。

ScanOpticalDrives

デバイス接続時の CD/DVD ドライブと Blu-ray ディスクのスキャンを指定します。

DetailedScan - CD/DVD ドライブ、Blu-ray ディスクのすべてのファイルをスキャンします。

詳細スキャンは、Scan_File タスク (ID: 3) の既定で実行されます。

QuickScan - CD/DVD ドライブ、Blu-ray ディスクの特定の種別のファイルのみをスキャンします。

クイックスキャンは、Critical_Areas_Scan タスク (ID: 4) の既定で実行されます。

NoScan(既定値) - CD/DVD ドライブ、Blu-ray ディスクの接続時にスキャンを実行しません。

BlockDuringScan

スキャン中に接続されたディスク上のファイルのブロックを指定します。ブートセクタースキャン中は、ファイルはブロックされません。

Yes - スキャン中にファイルをブロックします。

No(既定値) - スキャン中にファイルをブロックしません。

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