デバイスを管理グループに自動的に割り当てるためのルールの作成

ユーザーのモバイルデバイスにインストールされた Kaspersky Endpoint Security for Android アプリの設定を一元的に管理するには、事前に作成した管理グループにデバイスを追加し、その管理グループにはグループポリシーを設定しておく必要があります。

ネットワークで検出されたモバイルデバイスを管理グループに自動的に割り当てるルールが設定されていない場合、デバイスは管理サーバーとの初回同期時に、管理コンソールの[詳細] →[デバイスの検索] →[ドメイン] →[KES10]フォルダーに自動的に送信されます (既定では KES10 が使用されます)。グループポリシーはこのデバイスには適用されません。

モバイルデバイスを管理グループに自動的に割り当てるルールを作成するには、次の操作を行います:

  1. コンソールツリーで、[未割り当てデバイス]フォルダーを開きます。
  2. 未割り当てデバイス]フォルダーのコンテキストメニューから[プロパティ]を選択します。

    未割り当てデバイスのプロパティウィンドウが表示されます。

  3. デバイスの移動]セクションの[追加]をクリックすると、管理グループにデバイスを自動的に割り当てるルールの作成が開始されます。

    新規ルール]ウィンドウが表示されます。

  4. ルール名を入力します。
  5. Kaspersky Endpoint Security for Android をモバイルデバイスにインストールした後に、そのデバイスを割り当てる管理グループを指定します。そのためには、[デバイスの移動先グループ]の右側にある[参照]をクリックし、表示されるウィンドウからグループを選択します。
  6. ルールの適用]セクションで、[各デバイスにつき 1 回]を選択します。
  7. どの管理グループにも属していないデバイスのみ移動する]をオンにすると、ルールを適用する時に、他の管理グループに割り当て済みであるモバイルデバイスは、選択したグループに割り当てられません。
  8. ルールを有効にする]をオンにすると、新しく検出されるデバイスにルールを適用できます。
  9. アプリケーション]セクションを開き、次の操作を行います:
    1. OS のバージョン]をオンにします。
    2. 指定したグループに割り当てるデバイスのオペレーティングシステムの種別を選択します:Android または iOS。
  10. OK]をクリックします。

ルールが作成されると、[未割り当てデバイス]フォルダーのプロパティウィンドウの[デバイスの移動]セクションのデバイス割り当てルールのリストに表示されます。

ルールに従って、Kaspersky Security Center は指定した要件を満たしているすべてのデバイスを[未割り当てデバイス]フォルダーから選択されたグループに割り当てます。また、[未割り当てデバイス]フォルダーにそれまでに割り当てられていたモバイルデバイスを[管理対象デバイス]フォルダーの必要な管理グループに手動で割り当てることもできます。管理グループの管理と未配信デバイスでの処理の詳細については、Kaspersky Security Center のヘルプを参照してください。

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