以前のバージョンの製品から新しいバージョンの製品にアップデートするときは、次の事項に留意してください:
アップデートプロセスの最初に、Kaspersky Endpoint Security はディスク全体の暗号化機能が動作しないようにロックします。ディスク全体の暗号化機能をロックできない場合、アップデートのインストールは開始されません。アップデートが完了すると、ディスク全体の暗号化機能を再び使用できるようになります。
Kaspersky Endpoint Security は以下の製品からのアップデートをサポートします:
Kaspersky Endpoint Security 10 Service Pack 2 for Windows を Kaspersky Endpoint Security 11.3.0 for Windows にアップデートする場合、以前のバージョンの製品で[バックアップ]または[隔離]に置かれていたファイルは、新しいバージョンの製品の[バックアップ]に移動されます。Kaspersky Endpoint Security 10 Service Pack 2 for Windows より前のバージョンの場合、以前のバージョンの製品で[バックアップ]または[隔離]に置かれていたファイルは、新しいバージョンに移行されません。
Kaspersky Endpoint Security のアップデートでは、次の方法を使用できます:
企業のネットワークに配備されたアプリケーションが既定のセット以外の機能を備えている場合、アプリケーションのアップデートは、管理コンソール(MMC)からアップデートする場合と Web コンソールまたは Cloud コンソールからアップデートする場合で異なります。Kaspersky Endpoint Security をアップデートするときには、次の点に留意してください:
本製品の新しいバージョンの既定のセットでインストールパッケージを作成した場合は、ユーザーのコンピューターのコンポーネントのセットは変更されません。既定のコンポーネントのセットの Kaspersky Endpoint Security を使用するには、インストールパッケージのプロパティを開いて、コンポーネントのセットを変更してから元の機能のセットに戻して変更を保存します。
アップデート後、アプリケーションコンポーネントのセットはインストールパッケージのコンポーネントのセットと一致します。本製品の新しいバージョンに既定のコンポーネントのセットを含めた場合、既定のセットに含まれない機能(有害 USB 攻撃ブロック機能など)はコンピューターから削除されます。アップデート前と同じコンポーネントのセットの使用を続けるには、インストールのパッケージの設定で必要なコンポーネントを選択してください。