インストールパッケージの作成
インストールパッケージには、Kaspersky Security Center を使用してカスペルスキー製品のリモートインストールを行うために必要なファイルがまとめられています。インストールパッケージには、製品のインストールに必要な設定と、インストール後すぐに製品を動作させるために必要な設定が含まれています。インストールパッケージは、配布キット内に含まれている拡張子が kpd と kud のファイルを使用して作成されます。Kaspersky Endpoint Security のインストールパッケージは、すべての Windows のバージョンおよびプロセッサアーキテクチャの種別で共通です。
管理コンソール(MMC)でインストールパッケージを作成する方法
- 管理コンソールで、[管理サーバー]-[詳細設定]-[リモートインストール]-[インストールパッケージ]のフォルダーに移動します。
これにより、Kaspersky Security Center にダウンロードされたインストールパッケージのリストが開きます。
- [インストールパッケージの作成]をクリックします。
新規パッケージウィザードが表示されます。ウィザードの指示に従います。
ステップ 1:インストールパッケージの種別の選択
[カスペルスキー製品のインストールパッケージの作成]を選択します。
ステップ 2:インストールパッケージ名の定義
Kaspersky Endpoint Security for Windows 11.3.0
などのインストールパッケージの名前を入力します。
ステップ 3:インストールする配布パッケージの選択
[参照]をクリックし、配布キットに含まれている kes_win.kud
ファイルを選択します。
必要に応じて、[リポジトリからインストールパッケージにアップデートをコピーする]チェックボックスを使用して、インストールパッケージ内の定義データベースをアップデートします。
ステップ 4:使用許諾契約書とプライバシーポリシー
使用許諾契約書およびプライバシーポリシーの条項を読んで同意します。
インストールパッケージが作成され、Kaspersky Security Center に追加されます。インストールパッケージを使用して、組織ネットワーク内のコンピューターへの Kaspersky Endpoint Security のインストールまたはインストール済みの製品のバージョンのアップデートを実行できます。インストールパッケージの設定で、インストールする製品コンポーネントを選択したり製品のインストール設定を編集することもできます(下記の表を参照)。インストールパッケージには、管理サーバーリポジトリの定義データベースが含まれます。インストールパッケージのデータベースをアップデートすることで、Kaspersky Endpoint Security をインストールした後にデータベースをアップデートすることにより生じるトラフィック量を削減できます。
Web コンソールと Cloud コンソールでインストールパッケージを作成する方法
- Web コンソールのメインウィンドウで[検出と製品の導入]→[導入と割り当て]→[インストールパッケージ]の順に選択します。
これにより、Kaspersky Security Center にダウンロードされたインストールパッケージのリストが開きます。
- [追加]をクリックします。
新規パッケージウィザードが表示されます。ウィザードの指示に従います。
ステップ 1:インストールパッケージの種別の選択
[カスペルスキー製品のインストールパッケージの作成]を選択します。
ウィザードによって、カスペルスキーのサーバーにある配布パッケージからインストールパッケージが作成されます。新しいバージョンの製品がリリースされると、このリストは自動的に更新されます。Kaspersky Endpoint Security のインストールを行う場合は、このオプションをオンにする作成方法が推奨されます。
インストールパッケージをファイルから作成することもできます。
ステップ 2:インストールパッケージ
Kaspersky Endpoint Security for Windows インストールパッケージを選択します。インストールパッケージの作成プロセスが開始されます。インストールパッケージの作成中に、エンドユーザーライセンス契約とプライバシーポリシーの条件に同意する必要があります。
インストールパッケージが作成され、Kaspersky Security Center に追加されます。インストールパッケージを使用して、組織ネットワーク内のコンピューターへの Kaspersky Endpoint Security のインストールまたはインストール済みの製品のバージョンのアップデートを実行できます。インストールパッケージの設定で、インストールする製品コンポーネントを選択したり製品のインストール設定を編集することもできます(下記の表を参照)。インストールパッケージには、管理サーバーリポジトリの定義データベースが含まれます。インストールパッケージのデータベースをアップデートすることで、Kaspersky Endpoint Security をインストールした後にデータベースをアップデートすることにより生じるトラフィック量を削減できます。
インストールパッケージの設定
セクション
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説明
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保護コンポーネント
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このセクションでは、ユーザーに提供する製品コンポーネントを選択できます。[コンポーネントの変更]タスクを使用して、後からコンポーネントのセットを変更できます。既定の設定では、有害 USB 攻撃ブロック、Endpoint Agent、データ暗号化はインストールされません。これらのコンポーネントは、インストールパッケージの設定で追加できます。
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インストールオプション
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アプリケーションの場所を環境変数 %PATH% に追加する:コマンドラインインターフェイスの使用で便利なように、%PATH% 変数にインストール先のパスを追加できます。
インストールプロセスを保護しない:インストールの保護機能には、悪意のあるプログラムによる配布パッケージの置き換えの防止、Kaspersky Endpoint Security のインストールフォルダーへのアクセスのブロック、製品のレジストリキーが保存されているシステムレジストリセクションへのアクセスのブロックが含まれます。ただし、製品をインストールできない場合は、インストールプロセスの保護を無効にする必要があります(たとえば、Windows Remote Desktop でリモートインストールを実行するとき)。
Citrix Provisioning Services との互換性を確保する:Kaspersky Endpoint Security を仮想マシンにインストールするために、Citrix Provisioning Services のサポートを有効にすることができます。
アプリケーションのインストールフォルダーのパス:クライアントコンピューター上での Kaspersky Endpoint Security のインストール先のパスを変更できます。既定では、アプリケーションは %Program Files%\Kaspersky Lab\ Kaspersky Endpoint Security for Windows フォルダーにインストールされます。
設定ファイル:Kaspersky Endpoint Security の設定を定義した設定ファイルをアップロードできます。製品のローカルインターフェイスで、設定ファイルを作成できます。
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