Kaspersky Endpoint Security の Web コンソールプラグイン(以降、「Web プラグイン」とも表記)を使用することで、Kaspersky Security Center 12 Web コンソールと Kaspersky Endpoint Security の間の連携が可能になります。Web プラグインでは、ポリシー、タスク、個別のローカル環境用の製品設定を使用して、Kaspersky Endpoint Security を管理できます。
Web プラグインのバージョンが、クライアントコンピューターにインストールされた Kaspersky Endpoint Security のバージョンと異なることがあります。インストールされているバージョンの Web プラグインの機能が、インストールされているバージョンの Kaspersky Endpoint Security の機能よりも少ない場合、足りない機能の設定は、Web プラグインでは管理されません。その設定は、Kaspersky Endpoint Security のローカルインターフェイスでユーザーが変更できます。
Web プラグインは、Kaspersky Security Center 12 Web コンソールに既定でインストールはされません。Kaspersky Security Center 管理コンソールの管理プラグインは管理者用のワークステーションにインストールされますが、Web プラグインは Kaspersky Security Center 12 Web コンソールがインストールされているコンピューターにインストールする必要があります。ブラウザーから Web コンソールにアクセスできる管理者は全員、Web プラグインの機能を利用できます。Web コンソールのインターフェイスで、インストールされている Web プラグインを確認できます:[コンソールの設定]→[プラグイン]。Web プラグインのバージョンと Web コンソールとの互換性について詳しくは、Kaspersky Security Center のヘルプを参照してください。
Web プラグインのインストール
Web プラグインをインストールするには、次の操作を実行します:
初めて Web コンソールから管理サーバーに接続すると、Web コンソールで自動的にクイックスタートウィザードが表示されます。Web コンソールのインターフェイスからクイックスタートウィザードを実行することもできます([検出と製品の導入]→[導入と割り当て]→[クイックスタートウィザード])。クイックスタートウィザードでは、インストールされている Web プラグインが最新バージョンか確認したり、必要なアップデートをダウンロードできます。Kaspersky Security Center 12 Web コンソールのクイックスタートウィザードについて詳しくは、Kaspersky Security Center のヘルプを参照してください。
Web コンソールのインターフェイスで、Kaspersky Endpoint Security の Web プラグインの配布パッケージを選択して Web プラグインをインストールします:[コンソールの設定]→[プラグイン]。利用可能な配布パッケージのリストは、Kaspersky アプリケーションの新しいバージョンがリリースされた後に自動的に更新されます。
Web コンソールのインターフェイスで、Kaspersky Endpoint Security の Web プラグインの配布パッケージの ZIP アーカイブファイルを追加して Web プラグインをインストールします:[コンソールの設定]→[プラグイン]。Web プラグインの配布パッケージは、たとえば Kaspersky Web サイトからダウンロードできます。
Web プラグインのアップデート
新しいバージョンの Web プラグインが利用できるようになると、使用中の Web プラグインでアップデートが利用できるようになったことを示す通知が Web コンソール上に表示されます。この Web コンソール上の通知から、Web プラグインのバージョンのアップデート操作を行う画面に移動することができます。Web コンソールのインターフェイスで、新しい Web プラグインのアップデートがないかを手動で確認することもできます([コンソールの設定]→[プラグイン])。アップデート中に、以前のバージョンの Web プラグインは自動的にアンインストールされます。
Web プラグインをアップデートすると、既存のオブジェクト(ポリシーやタスクなど)が保存されます。Kaspersky Endpoint Security の新機能に関わる設定項目が、既存のオブジェクトに追加されるとともに、これらの設定項目には既定値が適用されます。
Web プラグインをアップデートするには、次の操作を実行します:
Web プラグインをアップデートするには、Web コンソールのインターフェイスで、Kaspersky Endpoint Security の Web プラグインの配布パッケージを選択します([コンソールの設定]→[プラグイン])。Web コンソールは、Kaspersky サーバーで利用可能なアップデートを確認し、関連するアップデートをダウンロードします。
Web プラグインをアップデートするには、Web コンソールのインターフェイスで、Kaspersky Endpoint Security の Web プラグインの配布パッケージの ZIP アーカイブファイルを選択する必要があります:[コンソールの設定]→[プラグイン]。Web プラグインの配布パッケージは、たとえば Kaspersky Web サイトからダウンロードできます。Kaspersky Endpoint Security の Web プラグインは、より新しいバージョンの Web プラグインにのみアップデートできます。Web プラグインをバージョンの古い Web プラグインにアップデートすることはできません。
(ポリシーやタスクなどの)オブジェクトが開かれると、Web プラグインが互換性情報を確認します。Web プラグインのバージョンが、互換性情報で示されているバージョン以上である場合、そのオブジェクトの設定を変更できます。そうでない場合、Web プラグインを使用してオブジェクトの設定を変更することはできません。Web プラグインをアップデートしてください。
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