レポートと保管領域

レポート

レポートには、Kaspersky Endpoint Security の各コンポーネントの動作、データ暗号化イベント、各スキャンタスク、アップデートタスクおよび変更チェックタスクの実行、ならびに製品全体の操作に関する情報が記録されます。

レポートは、フォルダー「C:\ProgramData\Kaspersky Lab\KES\Report」に保存されます。

バックアップ

バックアップ保管領域では、脅威の駆除で削除または修正されたファイルのバックアップコピーを保存しています。バックアップコピーは、ファイルが駆除または削除される前に作成されるファイルのコピーです。ファイルのバックアップコピーは特別な形式で保存され、脅威となることはありません。

ファイルのバックアップコピーは、フォルダー C:\ProgramData\Kaspersky Lab\KES\QB に保存されます。

管理者グループに属するユーザーには、このフォルダーへの完全なアクセス権が付与されます。Kaspersky Endpoint Security のインストールに使用されたユーザーアカウントには、このフォルダーへの限定的なアクセス権が付与されます。

Kaspersky Endpoint Security では、ファイルのバックアップコピーへのアクセス権を編集できません。

レポートと保管領域の設定

パラメータ

説明

保存期間

このチェックボックスをオンにすると、レポートの最長保管期間は指定した期間に制限されます。既定の最長レポート保管期間は 30 日です。この期間を経過すると、Kaspersky Endpoint Security は最も古いデータをレポートファイルから自動的に削除します。

ファイルの最大サイズ

このチェックボックスをオンにすると、最大レポートファイルサイズは指定した値に制限されます。既定では、最大ファイルサイズは 1024 MB です。最大レポートファイルサイズを超過しないように、最大レポートファイルサイズに到達すると、Kaspersky Endpoint Security は最も古いデータをレポートファイルから自動的に削除します。

保存期間

このチェックボックスをオンにすると、ファイルの最長保管期間は指定した期間に制限されます。既定の最長ファイル保管期間は 30 日です。最大保管期間を経過すると、最も古いファイルがバックアップから削除されます。

保存サイズ

このチェックボックスをオンにすると、保管領域の最大サイズは指定した値に制限されます。既定では、最大サイズは 100 MB です。保管領域の最大サイズを超過しないように、保管領域の最大サイズに到達すると、Kaspersky Endpoint Security は最も古いファイルを保管領域から自動的に削除します。

管理サーバーへのデータ転送

管理サーバーへ情報を転送する必要のあるイベントのカテゴリです。

参照:製品のローカルインターフェイスを使用した管理

レポートの表示

レポートでのイベント情報の表示

レポートのファイルへの保存

レポートの削除

バックアップからのファイルの復元と削除

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