Kaspersky Sandbox は高度な脅威を検知しブロックするためのソリューションです。オペレーティングシステムの仮想イメージは Kaspersky Sandbox サーバーで展開され、スキャンされたオブジェクトはこれらのオペレーティングシステム内で実行されます。Kaspersky Sandbox はこれらのオブジェクトのふるまいを分析し、悪意のある動作や標的型攻撃の兆候を識別します。
Kaspersky Endpoint Security は、Kaspersky Sandbox 技術を使用して、実行ファイル(EXE など)および Microsoft Office ファイル(DOC、DOCX、XLS、PPT など)のみをスキャンします。
Kaspersky Sandbox との連携
Kaspersky Endpoint Agent という名前のアプリケーションは、Kaspersky Sandbox との相互作用をサポートするように設計されています。Kaspersky Endpoint Agent は Kaspersky Endpoint Security の配布キットに含まれています。Kaspersky Endpoint Security のインストール中に Kaspersky Endpoint Agent をインストールできます。これを行うには、製品のインストール中(たとえば、インストールパッケージ内)に Endpoint Agent を選択します。Endpoint Agent を使用して製品をインストールすると、インストールされているアプリケーションのリストに、2つのアプリケーションが追加されます:Kaspersky Endpoint Security および Kaspersky Endpoint Agent。Kaspersky Endpoint Agent のソフトウェアおよびハードウェア要件の詳細については Kaspersky Sandbox のオンラインヘルプを参照してください。
Endpoint Sensor がインストールされた Kaspersky Endpoint Security をバージョン 11.2.0 以降にアップグレードすると、Kaspersky Endpoint Agent が自動的にインストールされます。Endpoint Sensor なしで Kaspersky Endpoint Security を使用した場合、Kaspersky Endpoint Agent はインストールされません。
Kaspersky Endpoint Security の設定で Endpoint Sensor が有効になっている場合、Kaspersky Endpoint Security をアンインストールすると、Kaspersky Endpoint Agent は自動的に削除されます。
Kaspersky Endpoint Agent は、他の導入ツールを使用してインストールできます。Kaspersky Endpoint Security の一部として Kaspersky Endpoint Agent を導入すると、製品が再インストールされます。
Kaspersky Endpoint Agent の管理
Kaspersky Endpoint Agent にはローカルインターフェイスがありません。Kaspersky Security Center 経由でのみ、本製品を設定できます。これを行うには、Kaspersky Endpoint Agent 管理プラグインをインストールします。Kaspersky Endpoint Agent 管理プラグインは、Kaspersky Sandbox 管理プラグインと合わせてインストールできます。
Kaspersky Endpoint Agent の詳細については、Kaspersky Sandbox のオンラインヘルプを参照してください。
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