アプリケーションのトレース
アプリケーションのトレースとは、製品が実行する処理の詳細な記録と製品の動作中に発生したイベントに関するメッセージです。
アプリケーションのトレースは、カスペルスキーのテクニカルサポート担当者の協力のもと、その指示に従いながら実行してください。
アプリケーションのトレースファイルを作成するには:
- メインウィンドウで、 をクリックします。
[サポート]ウィンドウが開きます。
- [サポート]ウィンドウで、[サポートツール]をクリックします。
- [アプリケーショントレースを有効にする]トグルスイッチを使用してアプリケーションの操作の追跡を有効または無効にします。
- [トレース]で、アプリケーションのトレースモードを選択します:
- ローテーション:ローテーションを意味し、指定したファイル容量以内のトレースファイルを、指定した個数を上限に保存します。トレースファイルの数が指定した最大数と同じになり、なおかつ書き込み中のファイルのサイズが指定した最大サイズに達すると、最も古いファイルに上書きして新しいトレースファイルを作成します。このモードが選択されている場合、ローテーションするファイルの最大数と各ファイルの最大サイズを定義することができます。
- 単一のファイルに書き込む:トレースファイルを 1 つ保存します(容量の上限なし)。
- [レベル]で、トレースレベルを選択します。
テクニカルサポートのスペシャリストに、必要なトレースレベルを確認してください。テクニカルサポートのガイダンスを受けることができない場合は、トレースレベルを[通常 (500)]に設定します。
- Kaspersky Endpoint Security を再起動します。
- トレースのプロセスを停止するには、[サポート]ウィンドウに戻ってトレースを無効にします。
コマンドラインから本製品をインストールする場合も、setup.ini ファイルを使用して設定することで、トレースファイルを作成できます。
トレースファイルは、本製品の使用中にコンピューターに保存されます。本製品が削除されると、トレースファイルは完全に削除されます。認証エージェントのトレースファイルを除いて、トレースファイルはフォルダー「%ProgramData%\Kaspersky Lab\KES\Traces」に保存されます。既定では、トレースは無効です。
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