Kaspersky Security Center の主要な導入シナリオの概要および管理対象セキュリティ製品のアップグレードについて説明します。
Kaspersky Security Center と管理対象アプリケーションのアップデートは、以下の手順で進みます:
ハードウェアが要件を満たしていることを確認し、必要なアップデートをインストールしてください。
データベースがどの程度ディスク容量を使用するのかを見積もります。管理サーバーの設定とデータベースのバックアップコピーを保存するのに十分な空き容量があるかどうかを確認します。
最新バージョンの Kaspersky Security Center の実行ファイルを取得し、管理サーバーとして動作させる予定のデバイスに保存します。使用する Kaspersky Security Center のバージョンのリリースノートの内容を確認します。
データバックアップと復元用のユーティリティを使用して、管理サーバーのデータのバックアップコピーを作成します。バックアップタスクの作成も可能です。
インストールされているプラグインのリストをエクスポートすることを推奨します。
Kaspersky Security Center の最新バージョンの実行ファイルを実行します。ファイルの実行時に、バックアップコピーを保有していることをウィザード内で指定し、ファイルの場所も指定します。バックアップからデータが復元されます。
より新しいバージョンが利用可能な場合、アプリケーションをアップグレードできます。サポート対象に含まれるカスペルスキー製品のリストを確認し、Kaspersky Security Center のバージョンが対象アプリケーションと互換性があるかどうかを確認します。確認後、リリースノートの説明に従ってアプリケーションのアップグレードを実行します。
結果
アップグレード手順が完了したら、Microsoft Management Console に新しいバージョンの管理サーバーがインストールされていることを確認します。[ヘルプ]→[Kaspersky Security Center のバージョン情報]の順にクリックします。バージョン情報が表示されます。
新しいバージョンの管理サーバーが使用されていることを、Kaspersky Security Center 13.2 Web コンソールから確認するには、スクリーン上部の管理サーバー名の横にある設定アイコン()をクリックします。管理サーバーのプロパティウィンドウが表示されるので、[全般]タブの[全般]セクションに移動します。バージョン情報が表示されます。
管理サーバーのデータを回復する必要がある場合は、「対話モードでのデータのバックアップと回復」のトピックで説明されている手順に従います。
管理対象セキュリティ製品をアップグレードした場合は、それが管理対象デバイスに正しくインストールされていることを確認します。詳細については、該当する各製品のドキュメントを参照してください。
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