サードパーティのセキュリティ製品からの移行とアンインストールの実施

カスペルスキーのセキュリティ製品を Kaspersky Security Center を使用してインストールする場合、インストールするアプリケーションと競合するサードパーティ製ソフトウェアを削除しなければならない場合があります。Kaspersky Security Center では、サードパーティ製品を削除する複数の方法が用意されています。

競合するアプリケーションをインストーラーを使用して削除

この方法は MMC ベースの管理コンソールでのみ利用できます。

競合するアプリケーションをインストーラーを使用して削除する方法は、様々なインストールでサポートされています。セキュリティ製品のインストールパッケージのプロパティウィンドウ([競合アプリケーション]セクション)で、[競合アプリケーションを自動的にアンインストールする]がオンになっている場合、セキュリティ製品がインストールされる前に、すべての競合アプリケーションが自動的に削除されます。

競合するアプリケーションの削除をアプリケーションのリモートインストールの設定時に指定

セキュリティ製品のリモートインストールの設定時に[競合アプリケーションを自動的にアンインストールする]をオンにできます。MMC ベースの管理コンソールでは、リモートインストールウィザードでこのオプションを設定できます。Kaspersky Security Center 13 Web コンソールでは、製品導入ウィザードでこのオプションを設定できます。このオプションをオンにすると、管理対象デバイスにセキュリティ製品をインストールする前に、Kaspersky Security Center は競合するアプリケーションを削除します。

実行手順の説明:

専用タスクを使用した競合アプリケーションの削除

競合アプリケーションを削除するには、アプリケーションのリモートアンインストールタスクを使用します。このタスクは、セキュリティ製品のインストールタスクの前にデバイスで実行する必要があります。たとえば、インストールタスクのスケジュール種別として[他のタスクが完了次第]を選択し、条件の対象となるタスクとして[アプリケーションのリモートアンインストール]を指定できます。

このアンインストール方法は、セキュリティ製品のインストーラーでは競合アプリケーションを適切に削除できない場合に有用です。

管理コンソールの使用方法:タスクの作成

関連項目:

シナリオ:Kaspersky Security Center 13 Web コンソールを使用したカスペルスキー製品の導入

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