非武装地帯のゲートウェイとして Linux デバイスを接続

Linux デバイスを非武装地帯(DMZ)のゲートウェイとして接続するには:

  1. Linux デバイスにネットワークエージェントをダウンロードしてインストールします。
  2. ポストインストールスクリプトを実行し、ウィザードに従ってローカル環境設定をセットアップします。コマンドプロンプトで、次のコマンドを実行します:

    $ sudo /opt/kaspersky/klnagent64/lib/bin/setup/postinstall.pl

  3. ネットワークエージェントモードを要求するステップで、[接続ゲートウェイとして使用する]をオンにします。
  4. 管理サーバーのコンテキストメニューにある MMC ベースの管理コンソールから[プロパティ]を選択します。
  5. 開いた[管理サーバーのプロパティ]ウィンドウで、[ディストリビューションポイント]セクションを選択します。
  6. 開いた[ディストリビューションポイント]ウィンドウの右側で:
    1. ディストリビューションポイントを手動で割り当て]をオンにします。
    2. 追加]をクリックします。

    ディストリビューションポイントの追加]ウィンドウが表示されます。

  7. ディストリビューションポイントの追加]ウィンドウで、次の操作を実行します:
    1. [ディストリビューションポイントとして機能するデバイス]で、[選択]にある下矢印()をクリックし、[Add connection gateway in DMZ by address]をオンにします。
    2. [ディストリビューションポイントの範囲]で、[選択]にある下矢印()をクリックします。
    3. ディストリビューションポイントがアップデートを配信するデバイスを指定します。管理グループを指定できます。
    4. OK]をクリックして[ディストリビューションポイントの追加]ウィンドウを終了します。
  8. 追加されたディストリビューションポイントが、[ディストリビューションポイント]セクションのディストリビューションポイントのリストに表示されます。
  9. Kaspersky Security Center への接続が正常に設定されているかどうかを確認するために klnagchk ユーティリティを実行します。コマンドプロンプトで、次のコマンドを実行します:

    $ sudo /opt/kaspersky/klnagent64/bin/klnagchk

  10. メインメニューで Kaspersky Security Center に移動し、デバイスを検出します。
  11. ウィンドウが表示されたら、<デバイス名> をクリックします。
  12. ドロップダウンリストで、[グループへ移動]を選択します。
  13. 開いた[グループの選択]ウィンドウで、[ディストリビューションポイント]リンクをクリックします。
  14. OK]をクリックします。
  15. コマンドプロンプトで次のコマンドを実行して、Linux クライアントでネットワークエージェントサービスを再起動します。

    $ sudo /opt/kaspersky/klnagent64/bin/klnagchk -restart

Linux デバイスの DMZ のゲートウェイとしての接続が完了します。

その後、構成された接続ゲートウェイを介して Linux デバイスを管理サーバーに接続できるようになります。これらの手順は、メインのインストールシナリオを完了した後にのみ実行してください。

関連項目:

シナリオ:接続ゲートウェイを使用したモバイルユーザーデバイスの接続

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