Kaspersky Security Center Windows からのグループオブジェクトのエクスポート

Kaspersky Security Center Windows から Kaspersky Security Center Linux へ管理対象デバイスやその他のグループオブジェクトを含む管理グループ構造を移行するには、最初にエクスポートするデータを選択し、エクスポートファイルを作成する必要があります。エクスポートファイルには、移行するすべてのグループオブジェクトに関する情報が含まれています。このエクスポートファイルは、続けて実行する Kaspersky Security Center Linux へのインポートに使用します。

次のオブジェクトをエクスポートできます:

エクスポートを開始する前に、Kaspersky Security Center Linux への移行に関する一般情報をご確認ください。Kaspersky Security Center Windows および Kaspersky Security Center Linux の管理サーバーの階層を使用するかどうか、移行方法を選択します。

移行ウィザードを使用して管理対象デバイスと関連グループオブジェクトをエクスポートするには:

  1. Kaspersky Security Center Windows と Kaspersky Security Center Linux の管理サーバーが階層構造にまとめられているかどうかに応じて、次のいずれかを実行します:
    • サーバーが階層構造にまとめられている場合は、Kaspersky Security Center Web コンソールを開き、 Kaspersky Security Center Windows のサーバーに切り替えます。
    • サーバーが階層構造にまとめられていない場合は、Kaspersky Security Center Windows に接続された Kaspersky Security Center Web コンソールを開きます。
  2. メインメニューで、[操作]→[移行]の順に選択します。
  3. ウィザードを開始してその手順に従うには、データと設定を転送する場所を選択します。
    • データと設定を Kaspersky Security Center Cloud コンソールに転送する場合は、[Kaspersky Security Center Cloud コンソールへの移行]を選択します。
    • データと設定を Kaspersky Security Center Linux または Kaspersky XDR Expert に転送する場合は、[Kaspersky Security Center Linux または Open Single Management Platform へ移行]を選択します。
  4. エクスポートする管理グループまたはサブグループを選択します。選択した管理グループまたはサブグループに含まれるデバイスが 10,000 台以下であることを確認します。
  5. タスクとポリシーをエクスポートする管理対象アプリケーションを選択します。Kaspersky Security Center Linux でサポートされているアプリケーションのみを選択してください。サポートされていないアプリケーションのオブジェクトもエクスポートされますが、操作はできなくなります。
  6. 左側のリンクを使用して、エクスポートするグローバルタスク、デバイスの抽出、およびレポートを選択します。[グループオブジェクト]を使用すると、カスタムロール、内部ユーザーとセキュリティグループ、およびカスタムアプリケーションカテゴリをエクスポート対象から除外できます。

エクスポートファイル(ZIP アーカイブ)が作成されます。管理サーバーの階層サポートを使用して移行を実行するかどうかに応じて、エクスポートファイルは次のように保存されます:

管理サーバーの階層サポートのある移行では、エクスポートが正常に完了すると、インポートが自動的に開始されます。管理サーバーの階層サポートなしで移行する場合は、保存したエクスポートファイルを Kaspersky Security Center Linux に手動でインポートできます。

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