以下のような用途でカスタムインストールパッケージを使用できます:
カスタムインストールパッケージは、実行ファイルなどの複数のファイルを含んだフォルダーです。カスタムインストールパッケージは、圧縮ファイルを元に作成します。圧縮ファイルには、カスタムインストールパッケージに含める必要のあるファイルが含まれているようにします。カスタムインストールパッケージの作成時には、コマンドラインオプションを指定できます(例:製品をサイレントモードでインストールするオプション)。
カスタムインストールパッケージを作成するには:
管理サーバーで使用可能なインストールパッケージのリストが表示されます。
新規パッケージウィザードが起動します。[次へ]をクリックしながらウィザードに沿って手順を進めます。
標準の[開く]ウィンドウで、インストールパッケージを作成するための圧縮ファイルを選択できます。
ZIP、CAB、TAR、または TAR.GZ ファイルをアップロードできます。インストールパッケージを SFX ファイル(自己解凍型の圧縮ファイル)から作成することはできません。
ファイルは Kaspersky Security Center Cloud コンソール管理サーバーにダウンロードされます。
圧縮ファイルにカスペルスキー製品が含まれていることが管理サーバーによって検出されると、エラーメッセージが表示されます。カスペルスキー製品のインストールパッケージは、カスペルスキーの Web サーバーからダウンロードできます。この操作は、[操作]→[カスペルスキー製品]→[現在入手可能な製品バージョン]の順に選択することで実行できます。
インストールパッケージから製品をサイレントモードでインストールするためのコマンドラインのパラメータを指定できます。コマンドラインのパラメータの詳細については、製品の開発元のガイドを参照してください。
インストールパッケージの作成が開始されます。
プロセスが終了すると、ウィザードで通知されます。
インストールパッケージが作成されなかった場合は、エラーメッセージが表示されます。
Kaspersky Security Center Cloud コンソールでは、管理サーバーのインストールパッケージの合計サイズは 500 MB が上限です。インストールパッケージの作成プロセスで合計サイズの上限を超えた場合は、以前作成したインストールパッケージを削除します。インストールパッケージのサイズはそのプロパティに表示されます。
作成されたカスタムインストールパッケージが管理サーバーにダウンロードされます。ダウンロード後、インストールパッケージがインストールパッケージのリストに表示されます。
インストールパッケージのリストで、カスタムインストールパッケージの次のプロパティを確認できます:
インストールパッケージのリストでカスタムインストールパッケージの名前のリンクをクリックすると、コマンドラインのパラメータとカスタムインストールパッケージ名を変更できます。