管理対象デバイスを Kaspersky Security Center Web コンソールから Kaspersky Security Center Cloud コンソールに移行するには、まず、現在オンプレミスで実行しているお手元の管理サーバー上に存在する管理グループの階層に関する情報を含むエクスポートファイルを作成する必要があります。エクスポートファイルには、オブジェクトとその設定に関する情報も含まれている必要があります。このエクスポートファイルは、続けて実行する Kaspersky Security Center Cloud コンソールへのインポートに使用します。
エクスポートファイルの最大サイズは 4 GB です。
Kaspersky Security Center Web コンソールからオブジェクトやその設定をエクスポートする方法:
Kaspersky Security Center Web コンソールのメインメニューで、[操作]→[移行]の順に移動します。
オンプレミスで実行されている Kaspersky Security Center から 2 つの管理グループに対して実行された Kaspersky Security Center Cloud コンソールへの移行後、これらのグループのリモートインストールタスクは同じ名前で表示されます。
ポリシーとタスクをグループオブジェクトとともに Kaspersky Security Center Cloud コンソールに転送する必要がある管理対象アプリケーションを選択します。オブジェクトをエクスポートする管理対象アプリケーションを選択するには、リスト内の名前の横にあるチェックボックスをオンにします。
Kaspersky Security Center 管理サーバーがリストに表示されますが、対応するチェックボックスをオンにしても、ポリシーはエクスポートされません。
管理対象アプリケーションが Kaspersky Security Center Cloud コンソールでサポートされているかどうかを確認するには、対応するリンクをクリックします。Kaspersky Security Center Cloud コンソールによって管理されるアプリケーションのリストが含まれるオンラインヘルプのトピックにリダイレクトされます。
Kaspersky Security Center Cloud コンソールでサポートされていないアプリケーションを選択すると、これらのアプリケーションのポリシーとタスクはエクスポートされインポートされます。しかしながら専用プラグインが使用できないため、Kaspersky Security Center Cloud コンソールにより管理することはできません。
移行範囲を設定したら、[次へ]をクリックしてエクスポートプロセスを開始します。[エクスポート用ファイルの作成]ページが開き、移行範囲に含めた各種別のオブジェクトについて、エクスポートの進行状況をこのページで表示できます。オブジェクトのリスト内の項目の横にある更新アイコン()がすべて緑色のチェックマーク()に変わるまで待ちます。エクスポートが完了し、エクスポートファイルは、お手元の Web ブラウザーの設定により決められた、既定のダウンロード場所に自動的にダウンロードされます。エクスポートファイルの名前がブラウザーウィンドウの下部に表示されます。
[エクスポートが完了しました]ページが表示されたら、Kaspersky Security Center Cloud コンソールで実行する次の手順に進みます。
Kaspersky Security Center Web コンソールと Kaspersky Security Center Cloud コンソールを異なるデバイスで使用する場合は、エクスポートファイルをリムーバブルドライブにコピーするか、ファイルを転送するその他の方法を選択する必要があります。