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標準的な導入スキーム(MSP 向け)
このセクションでは、MSP が複数テナントの管理に標準的に使用する導入スキームについて説明します。スキームは、各テナント用に個別に作成された仮想管理サーバーを使用した管理に基づいています。
標準的な導入スキーム(MSP 向け)
スキームを構成する主なコンポーネントは次の通りです:
Kaspersky Security Center Cloud コンソール :ワークスペースの管理サービスのユーザーインターフェイスを提供します。Kaspersky Security Center Cloud コンソールを使用して、クライアント組織のネットワークの保護システムを導入、管理、維持できます。カスペルスキーのアップデートサーバー :カスペルスキーの HTTP サーバーで、カスペルスキー製品はこれらのサーバーから定義データベースやソフトウェアモジュールのアップデートをダウンロードします。仮想管理サーバー :MSP 管理者は通常、各テナント用に仮想管理サーバーを作成して、対応するクライアント組織のネットワークの保護システムを導入、管理、維持します。テナント :保護するデバイスが属するクライアント組織。管理対象デバイス :Kaspersky Security Center Cloud コンソールによって保護されているクライアント企業のデバイス。保護する必要がある各デバイスには、ネットワークエージェントとカスペルスキーのセキュリティ製品 のいずれかがインストールされている必要があります。ディストリビューションポイントとして動作する管理対象デバイス :ネットワークエージェントがインストールされており、アップデートの配信、ネットワークポーリング、アプリケーションのリモートインストール、管理グループやブロードキャストドメインでのコンピューター情報の取得に使用されるコンピューター。管理者が適切なデバイスを選択し、ディストリビューションポイントを手動で割り当てます。
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