IP アドレス範囲の追加と変更

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Kaspersky Security Center Linux は最初、ポーリングを行う IP アドレスを、Kaspersky Security Center Linux がインストールされているデバイスのネットワーク設定から取得します。デバイスアドレスが 192.168.0.1 でサブネットマスクが 255.255.255.0 の場合、Kaspersky Security Center Linux は 192.168.0.0/24 ネットワークをポーリング対象のアドレスのリストに自動的に含めます。Kaspersky Security Center Linux は 192.168.0.1 から 192.168.0.254 までのすべてのアドレスのポーリングを実行します。自動的に定義された IP アドレス範囲を編集したり、カスタム IP アドレス範囲を追加できます。

IPv4 アドレスに対してのみ範囲を作成できます。Zeroconf ポーリングを有効にしている場合は、Kaspersky Security Center Linux はネットワーク全体をポーリングします。

新しい IP アドレス範囲を追加するには:

  1. メインメニューで、[検出と製品の導入]→[検出]→[IP アドレス範囲]の順に移動します。
  2. 新しい IP アドレス範囲を追加するには、[追加]をクリックします。
  3. 表示されたウィンドウで、次の設定を行います:
    • IP アドレス範囲の名前
    • IP 区間またはサブネットアドレスとマスク
    • IP アドレスの有効期間(時間)
  4. 追加したサブネットまたは IP アドレスの区間をポーリングするには、[IP アドレス範囲のポーリングを有効にする]をオンにします。そうでない場合、追加したサブネットまたは IP 区間を対象としたポーリングは実行されません。
  5. 保存]をクリックします。

IP アドレス範囲のリストに新しい IP アドレス範囲が追加されます。

ポーリングを開始する]を使用して、IP アドレス範囲ごとに個別にポーリングを実行できます。ポーリングの完了後、[デバイス]を使用して、検出されたデバイスのリストを表示できます。既定では、ポーリング結果の有効期間は 24 時間で、これは IP アドレスの有効期間と同じ長さです。

既存の IP アドレス範囲にサブネットを追加するには:

  1. メインメニューで、[検出と製品の導入]→[検出]→[IP アドレス範囲]の順に移動します。
  2. サブネットを追加する IP アドレス範囲の名前をクリックします。
  3. ウィンドウが表示されたら、[追加]をクリックします。
  4. サブネットアドレスとサブネットマスクを指定するか、開始 IP アドレスと終了 IP アドレスを指定して、IP アドレス範囲を指定します。または、[参照]をクリックして既存のサブネットを追加することもできます。
  5. 保存]をクリックします。

    IP アドレス範囲に新しいサブネットが追加されます。

  6. 保存]をクリックします。

IP アドレス範囲の新しい設定が保存されます。

サブネットは、個数の制限なく必要な数だけ追加できます。名前のある IP アドレス範囲同士での範囲の重複は許可されていませんが、1 つの IP アドレス範囲内の名前のないサブネット(IP 区間同士)にはそうした制限はありません。IP アドレス範囲ごとのポーリングを個別にオンまたはオフに切り替えることができます。

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