管理対象デバイスにインストールされているカスペルスキー製品には、各製品のライセンス情報ファイルまたはアクティベーションコードを適用してライセンスを付与する必要があります。ライセンス情報ファイルとアクティベーションコードは次の方法で展開できます:
上記のいずれかの方法で、新しい現在のライセンスまたは予備のライセンスを追加できます。カスペルスキー製品は、現時点で現在のライセンスを使用し、現在のライセンスの有効期限が切れた後に適用する予備のライセンスを保存します。ライセンスを追加するアプリケーションは、ライセンスが現在のライセンスか予備のライセンスかを定義します。ライセンスの定義は、新しいライセンスの追加方法には依存しません。
自動配信
異なる複数の管理対象アプリケーションを使用し、特定のライセンス情報ファイルまたはアクティベーションコードをデバイスに配信する必要がある場合は、他の配信方法を選択してください。
Kaspersky Security Center を使用して、使用可能なライセンスをデバイスに配信できます。ここでは、3 個のライセンスが管理サーバーのリポジトリに保管されている場合を例にします。[自動配信されるライセンス]を 3 個のライセンスすべてに対してオンにしていると仮定します。カスペルスキーのセキュリティ製品(例:Kaspersky Endpoint Security for Linux)が、組織内のデバイスにインストールされているとします。ライセンスを配信する必要がある新しいデバイスが検出されます。リポジトリ内に保管されている、名前がそれぞれ「Key_1」「Key_2」である 2 個のライセンス情報ファイルが、そのデバイスに配信可能であると本製品が判断します。そのうち 1 個のライセンス情報ファイルが、デバイスに配信されます。この場合、どのライセンス情報ファイルがデバイスに適用されるかは予測ができません。自動配信されるライセンスに対して、管理者が設定可能な項目がないからです。
ライセンスが配信されると、そのライセンスを適用中のデバイスの台数が再度計上されます。ライセンスが適用可能な台数を超えないように、適用中のデバイスの台数を確認しておく必要があります。ライセンスを適用可能な台数の上限を超えると、ライセンスが適用されていないデバイスのステータスが「緊急」になります。
配信前に、管理サーバーのリポジトリにライセンス情報ファイルまたはアクティベーションコードを追加する必要があります。
実行手順の説明:
次の場合、自動的に配布されたライセンスが仮想管理サーバーのリポジトリに表示されない場合があることに注意してください:
ライセンス情報ファイルまたはアクティベーションコードを管理対象アプリケーションのインストールパッケージに追加
セキュリティ上の理由から、このオプションの使用は推奨されません。インストールパッケージに追加したライセンス情報ファイルまたはアクティベーションコードは、漏洩などの危険にさらされる可能性があります。
インストールパッケージを使用して管理対象アプリケーションをインストールする場合、パッケージ内またはアプリケーションのポリシー内に含まれるアクティベーションコードまたはライセンス情報ファイルを指定できます。ライセンスが管理対象デバイスに配信されるのは、デバイスと管理サーバーの次回の同期時です。
実行手順の説明:インストールパッケージへのライセンスの追加
管理対象アプリケーションへのライセンスの追加タスクを使用して配信
管理対象アプリケーションへのライセンスの追加タスクを使用する場合、配信する必要があるライセンスを選択後、対象デバイスを都合のよい方法で選択できます。たとえば、管理グループを選択したり、デバイスの抽出を使用したりすることが可能です。
配信前に、管理サーバーのリポジトリにライセンス情報ファイルまたはアクティベーションコードを追加する必要があります。
実行手順の説明:
アクティベーションコードまたはライセンス情報ファイルを手動でデバイスに追加
インストール済みのカスペルスキー製品を、製品インターフェイス内のツールを使用してローカルでアクティベーションできます。詳しくは、インストールされているアプリケーションのヘルプを参照してください。
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