Windows 用ネットワークエージェントをサイレントモードでインストールする

ネットワークエージェントは、サイレントモードでインストールできます。インストール中にパラメータを対話形式で入力する必要はありません。サイレントインストールでは、ネットワークエージェント用の Windows インストーラーパッケージ(MSI)が使用されます。MSI ファイルは、Kaspersky Security Center Linux 配布パッケージのフォルダー Packages\NetAgent\exec にあります。

MSI パッケージからのネットワークエージェントのインストールはサイレントモードでのみ可能であり、MSI パッケージからの対話型インストールはサポートされていません。

ネットワークエージェントをサイレントモードでローカルデバイスにインストールするには:

  1. 使用許諾契約書をお読みください。以下のコマンドは、使用許諾契約書の内容を理解して条項に同意する場合にのみ使用してください。
  2. 次のコマンドを実行します:

    msiexec /i "Kaspersky Network Agent.msi" /qn <セットアップパラメータ>

    ここで、<セットアップパラメータ>には、パラメータと対応する値のペアをスペースで区切って並べます(例:PROP1=PROP1VAL PROP2=PROP2VAL)。

    パラメータ部分には、「EULA=1」というパラメータを含める必要があります。そうしない場合、ネットワークエージェントがインストールされません。

Kaspersky Security Center の標準接続設定、およびリモートデバイスのネットワークエージェントを使用している場合は、コマンドを実行します:

msiexec /i "Kaspersky Network Agent.msi" /qn /l*vx c:\windows\temp\nag_inst.log SERVERADDRESS=kscserver.mycompany.com EULA=1

/l*vx はログ記録のためのキーです。ログはネットワークエージェントのインストール中に作成され、C:\windows\temp\nag_inst.log に保存されます。

nag_inst.log に加えて、アプリケーションはインストールログを含む $klssinstlib.log ファイルを作成します。このファイルは、%windir%\ temp フォルダーまたは %temp% フォルダーに保存されます。トラブルシューティングの目的で、お客様またはカスペルスキーテクニカルサポートのスペシャリストが、nag_inst.log と $klssinstlib.log の両方のログファイルを必要とする場合があります。

管理サーバーに接続するポートを追加で指定する必要がある場合、次のコマンドを実行します:

msiexec /i "Kaspersky Network Agent.msi" /qn /l*vx c:\windows\temp\nag_inst.log SERVERADDRESS=kscserver.mycompany.com EULA=1 SERVERPORT=14000

パラメータ SERVERPORT は管理サーバーに接続するためのポート番号に対応しています。

ネットワークエージェントをサイレントモードでインストールする時に使用可能なパラメータの名前と値を[ネットワークエージェントのインストールパラメータ]セクションに示します。

関連項目:

ネットワークエージェントのインストールパラメータ

管理サーバーのインストールパラメータ

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