コンテンツフィルタリングの設定
メッセージ処理ルールでコンテンツフィルタリングを設定する前に、保護の全般設定でコンテンツフィルタリングを有効にしていることを確認してください。
メッセージ処理ルールでコンテンツフィルタリングを設定するには:
- 本製品の Web インターフェイスで、[ルール]セクションを選択します。
- ルールのリストで、コンテンツフィルタリングを設定するルールを選択します。
[ルールの表示]ウィンドウが開きます。
- [変更]をクリックします。
ルールの設定が編集可能になります。
- 左側のペインで、[コンテンツフィルタリング]セクションを選択します。
- セクションタイトルの右側にあるスイッチを使用して、ルールの基準に一致するメッセージのコンテンツフィルタリングを有効または無効にします。
既定では、メッセージのコンテンツフィルタリングは無効です。
- 前の手順でコンテンツフィルタリングを有効にした場合、次のフィルタリング条件を設定します:
- メッセージサイズによる
- 特定のサイズの添付ファイルを含むメッセージの送信を制限する場合、[最大メッセージサイズを超えた場合]グループのドロップダウンリストで、メッセージに適用する処理を選択します:
既定では、[拒否]の処理が選択されます。
- スキャン結果に基づいて、特定のサイズの添付オブジェクトを含むメッセージを自動的にバックアップに配置する場合は、[バックアップにコピーを移動]をオンにします。
既定ではオンになっています。
- スキャンの後で、特定のサイズの添付オブジェクトを含むメッセージの件名の先頭にタグを自動的に追加する場合は、そのタグのテキストを[バックアップにコピーを移動]の下にあるテキストボックスに入力します。
既定では、タグは割り当てられません。
- [メッセージサイズ(KB)]フィールドに、オブジェクトの最大サイズを 0 KB~1048576 KB(1 GB)の範囲で入力します。
値を 0 KB に設定すると、オブジェクトのサイズ制限は適用されません。
- 添付ファイルの形式による
- 特定の形式のファイルが添付されたメッセージの送信を制限するには、[添付ファイルの種別が検知された場合]グループで、ルールを適用すべき添付ファイルの形式のリストを作成します。この操作を行うには:
- リストの作成方法を選択します:
- [変更]をクリックして[ファイル形式]ウィンドウを開きます。
- リストに追加する、またはリスクから除外する添付ファイル形式の横のチェックボックスをオンにします。
- アーカイブ(例:ZIP、RAR、TGZ)
- データベース(例:ACCDB、ACCDC、MDB)
- 実行ファイル(例:EXE、DLL、OCX)
- 画像ファイル(例:JPG、BMP、WMF)
- 動画ファイル(例:AVI、WMV、MP3)
- ドキュメントファイル(例:DOC、XLS、PDF、PPT)
- その他のファイル(例:TXT、CHM、HTM)
- 右下隅の[OK]をクリックします。
- [検知した場合]ドロップダウンリストで、メッセージに適用する処理を選択します:
- スキップ
- メッセージを削除する
- 添付ファイルを削除する
- 拒否
既定では、[拒否]の処理が選択されます。
- スキャン結果に基づいて、指定した形式の添付ファイルを含むメッセージを自動的にバックアップに配置する場合は、[バックアップにコピーを移動]をオンにします。
既定ではオンになっています。
- スキャンの後で、特定の形式の添付オブジェクトを含むメッセージの件名の先頭にタグを追加する場合は、そのタグのテキストを[バックアップにコピーを移動]の下にあるテキストボックスに入力します。
既定では、タグは割り当てられません。
- 添付ファイル名による。
- 特定の名前の添付ファイルが含まれるメッセージの送信を制限するには、[添付ファイル名]の下で[添付ファイル名]にそのような添付ファイルの名前を入力します。
添付ファイルの名前にはマスクと正規表現を使用できます。名前には任意の文字を含めることができます。名前と名前を区切るには、セミコロン(;)を使用します。
マスクと正規表現では、大文字と小文字が区別されません。
たとえば、拡張子 EXE の添付ファイルを含むメッセージの送信を制限するには、「*.exe
」という名前マスクを入力できます。
広く使用されている形式の実行可能ファイルを含むメッセージの送信を制限するには、以下の正規表現を使用できます:
re:.*\.(scr|cpl|com|bat|cmd|vbs|pif|lnk|url|exe|bvs|spl|dll)
- [検知した場合]ドロップダウンリストで、メッセージに適用する処理を選択します:
- スキップ
- メッセージを削除する
- 添付ファイルを削除する
- 拒否
既定では、[拒否]の処理が選択されます。
- スキャン結果に基づいて、指定した名前の添付ファイルを含むメッセージを自動的にバックアップに配置する場合は、[バックアップにコピーを移動]をオンにします。
既定ではオンになっています。
- スキャンの後で、特定の形式の添付オブジェクトを含むメッセージの件名の先頭にタグを自動的に追加する場合は、そのタグのテキストを[バックアップにコピーを移動]の下にあるテキストボックスに入力します。
既定では、タグは割り当てられません。
- アーカイブを含む複合オブジェクト内でブロックされる形式や名前をスキャンする場合は、[複合オブジェクトをスキャン]をオンにします。
複合オブジェクトのスキャンを有効にすると、アーカイブは複合オブジェクトの一部であるため、[アーカイブ内のファイル形式とファイル名をスキャン]が自動的にオンになります。
- 前の手順でアーカイブのスキャンを有効にしなかった場合、ブロックされる形式またはファイル名をアーカイブでのみスキャンするには、[アーカイブ内のファイル形式とファイル名をスキャン]をオンにします。
- [保存]をクリックします。
コンテンツフィルタリングが設定されます。指定された設定が、ルールの基準と一致するメッセージに適用されます。
設定が Kaspersky Secure Mail Gateway の動作中に確実に適用されるようにするため、ルールに対してコンテンツフィルタリングが有効になっており、設定したルールが有効になっていることを確認してください。
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