Kaspersky Security for Virtualization 6.0 Agentless

インストールの準備

Kaspersky Security コンポーネントをインストールする前に次の準備を行います:

  • Kaspersky Security Center のコンポーネントと VMware のコンポーネントが Kaspersky Security のソフトウェア要件を満たしていることを確認します。
  • 製品のインストールのために VMware 仮想インフラストラクチャを準備します。
  • 製品のインストールに必要なファイルは、カスペルスキーの Web サイトからダウンロードできます。

    Kaspersky Security コンポーネントのインストールウィザードと SVM イメージの実行に必要なファイルは、カスペルスキー製品の現在のバージョンのリストにある Kaspersky Security Center 管理コンソールでダウンロードすることもできます。最新の製品バージョンのリストは、[カスペルスキー製品の現在のバージョンの表示]をクリックすると、[アップデート]セクションの[監視]タブの[管理サーバー]ノードのワークスペースに表示されます。[仮想化]の値でリストをフィルタリングできます。

  • SVM イメージを信頼できるソースから受信したことを確認します。SVM イメージの検証について詳しくは、ナレッジベースの製品ページを参照してください。
  • HTTP プロトコルまたは HTTPS プロトコルでアクセスできるネットワークリソース上の 1 つのフォルダーにすべての SVM イメージファイルを置きます。たとえば、Kaspersky Security Center Web サーバーで SVM イメージを公開することができます。
  • トラフィックの監視に使用されるネットワーク機器やソフトウェアの設定で、製品の操作に必要なポートを開きます。
  • 製品のインストールと操作に必要なアカウントを設定します。
  • SVM でネットワークデータ保管領域を使用する場合は、ネットワークデータ保管領域を配置するためのネットワークフォルダーと、SVM を接続するためのユーザーアカウントを作成します。ネットワークデータ保管領域は、SVM 上のバックアップに移動されたファイルのバックアップコピーを保存するために使用されます。ネットワークデータ保管領域に必要な容量は、次の式に基づいて見積もることができます:(N + 1)GB、「N」はネットワークデータ保管領域に接続する SVM の数です。

    ネットワークデータ保管領域に割り当てられた空き領域のサイズが、ファイルのバックアップコピーの保管に十分であるかどうかを確認する必要があります。Kaspersky Security は、ネットワークデータ保管領域のディスク空き容量を監視せず、バックアップコピーが保管領域に保管できない場合も通知しません。ネットワークフォルダーの使用可能な容量を監視するサードバーティ製ツールの使用を推奨します。

このヘルプセクションの内容

VMware 仮想インフラストラクチャの準備

Kaspersky Security Center Web サーバーでの SVM イメージの公開

使用されるポート

製品のインストールと使用のためのアカウント