完全スキャンタスクの作成
完全スキャンタスクを作成するには:
- Kaspersky Security Center 管理コンソールで[管理対象デバイス]フォルダーを選択します。
- 新規タスクウィザードを起動するには、作業領域で[タスク]タブを選択し、[新規タスク]をクリックします。
- ウィザードの最初のステップで、[Kaspersky Security for Virtualization 6.0 Agentless(テナント用)] - [完全スキャン]を順に選択します。
新規タスクウィザードの次のステップに進みます。
- 仮想マシンをスキャンするための設定を指定します。
新規タスクウィザードの次のステップに進みます。
- 必要に応じて、タスクのスキャン範囲を指定します。スキャンタスク中にスキャンまたはスキャンから除外する必要がある仮想マシンのファイルの場所と拡張子を指定します。
新規タスクウィザードの次のステップに進みます。
- タスクの実行スケジュールを設定するには、次の設定値を定義してください:
- 実行予定:ドロップダウンリストからタスクの実行方法を選択します。ウィンドウに表示される設定は、選択したタスク実行方法によって異なります。
- 未実行のタスクを実行する:このチェックボックスをオンにすると、SVM で次回 Kaspersky Security が起動された時にタスクの開始が試行されます。[手動]と[1 回]の場合、SVM がネットワークで認識されるとタスクがすぐに開始されます。
このチェックボックスをオフにすると、タスクはスケジュールに従って SVM 上で開始され、[手動]および[1 回]では、SVM がネットワークで認識されている時にのみ開始されます。
- タスクの開始を自動的かつランダムに遅延させる:既定では、SVM でのタスク開始の時刻は一定の時間範囲でランダム化されます。間隔は自動的に計算され、タスクの実行対象である SVM の台数に応じて決定されます:
- 0 ~ 200 台の SVM - タスク開始はランダム化されません。
- 200 ~ 500 台の SVM - タスク開始は 5 分間の範囲内でランダム化されます。
- 500 ~ 1000 台の SVM - タスク開始は 10 分間の範囲内でランダム化されます。
- 1000 ~ 2000 台の SVM - タスク開始は 15 分間の範囲内でランダム化されます。
- 2000 ~ 5000 台の SVM - タスク開始は 20 分間の範囲内でランダム化されます。
- 5000 ~ 10000 台の SVM - タスク開始は 30 分間の範囲内でランダム化されます。
- 10000 ~ 20000 台の SVM - タスク開始は 1 時間の範囲内でランダム化されます。
- 20000 ~ 50000 台の SVM - タスク開始は 2 時間の範囲内でランダム化されます。
- 50000 台を超える SVM - タスク開始は 3 時間の範囲内でランダム化されます。
自動的に計算された時間範囲内でタスク開始時刻をランダム化する必要がない場合は、[タスクの開始を自動的かつランダムに遅延させる]をオフにします。既定では、このチェックボックスはオンです。
- タスクの開始を次の時間範囲内でランダムに遅延させる(分):スケジュールされたタスク開始時刻以降で指定された期間内のランダムな時刻にタスクを開始する場合は、このチェックボックスをオンにします。テキストボックスに、タスクを実際に開始するまでの最大遅延時間を入力します。この場合、スケジュールで指定された開始時刻から指定された期間内のランダムな時刻にタスクが開始されます。[タスクの開始を自動的かつランダムに遅延させる]をオフにすると、このチェックボックスを変更できます。
タスクの開始時刻をランダム化することにより、Kaspersky Security Center の管理サーバーに多くの SVM が同時にアクセスする状況を回避できます。
新規タスクウィザードの次のステップに進みます。
- [名前]フィールドにタスク名を入力し、新規タスクウィザードの次のステップに進みます。
- 新規タスクウィザード終了後すぐにタスクを開始する場合は、[ウィザード完了後にタスクを実行する]をオンにします。
ウィザードを終了します。
作成したオブジェクトスキャンタスクがタスクのリストに表示されます。[タスクスケジュールの設定]ウィンドウでタスク開始スケジュールを設定した場合は、そのスケジュールに従ってタスクが開始されます。タスクは手動でいつでも開始できます。
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