Kaspersky Security for Virtualization 6.0 Agentless

SVM ステータスの SNMP 監視

SNMP プロトコルを利用するネットワーク管理システムを使用して、仮想インフラストラクチャに導入された SVM のステータスに関する情報を取得できます。SVM に SNMP エージェントをインストールすると、SVM のステータスに関する情報を組織のネットワーク管理システムに送信できます。

SNMP エージェントは、ファイル脅威対策がインストールされた SVM のステータスに関して次の情報を転送できます:

  • Kaspersky Security の ksvmain プロセスによる RAM の使用状況(製品が再起動する上限値に対する割合)
  • デスクトップ OS を実行している保護対象の仮想マシンの数とサーバー OS を実行している保護対象の仮想マシンの数

    停止中か動作中かに関係なく過去 30 日間本製品が保護していたすべての保護対象の仮想マシンの数。

  • 仮想マシンスキャンタスクが現在 SVM で実行されているかどうか
  • スキャンタスクが実行中の場合、スキャンを待機している仮想マシンの数とスキャンされている仮想マシンの数
  • SVM 上でのファイル脅威対策サービスのステータス:「オン」(サービス実行中)または「オフ」(サービス停止中)

ネットワーク脅威対策がインストールされた SVM については、SNMP エージェントは Kaspersky Security の nsmain プロセスによる RAM の使用状況(製品が再起動する上限値に対する割合)に関する情報を転送できます。

このデータはアプリケーションに固有で、本製品の一部として提供される MIB ファイル KSV-MIB.txt と KSVNS-MIB.txt に格納されます。これらのファイルを使用して、SVM に関する詳細情報を取得できます。また、他の MIB ファイルを使用して SVM から必要な情報を取得することもできます。

SNMP サービスへの不正なアクセスを防止するために、SNMP エージェントが SVM ステータスに関する情報を送信する IP アドレスのリストを制限できます。

このヘルプセクションの内容

SNMP 監視の有効化と無効化

SVM ステータス情報の受信者のリストの制限