メッセージの添付ファイルのフィルター処理

悪意のあるソフトウェアは、メッセージの添付ファイルという形式で配信されることがあります。メールの添付ファイルが種別によってフィルター処理されるように設定し、特定の種別のファイルの名前を自動的に変更したり、ファイルが削除されたりするように指定することができます。特定の種別の添付ファイルの名前を変更することにより、仮想マシンでのマルウェアの自動実行を防ぐことができます。

Kaspersky Security Center から添付ファイルのフィルタリングを設定するには:

  1. Kaspersky Security Center 管理コンソールを開きます。
  2. コンソールツリーの[管理対象デバイス]フォルダーで、対象とする保護された仮想マシンが所属する管理グループと同じ名前のフォルダーを開きます。
  3. 作業領域で、[ポリシー]タブを選択します。
  4. ポリシーのリストから Light Agent for Windows ポリシーを選択し、ダブルクリックしてポリシーのプロパティウィンドウを開きます。
  5. Light Agent for Windows ポリシーのプロパティウィンドウで、左のリストから[メールアンチウイルス]を選択します。

    ウィンドウの右側に、メールアンチウイルスの設定が表示されます。

  6. セキュリティレベル]セクションの[設定]をクリックします。

    メールアンチウイルス]ウィンドウが開きます。

  7. メールアンチウイルス]ウィンドウの[添付ファイル]タブで、次のいずれかの操作を実行します:
    • メールアンチウイルスを使用してメッセージの添付ファイルをフィルター処理しない場合は、[すべての添付ファイルを受信する]を選択します。
    • メールアンチウイルスを使用してメッセージの特定の種別の添付ファイルの名前を変更するには、[選択した添付ファイルの名前を変更して受信する]を選択します。
    • メールアンチウイルスを使用してメッセージの特定の種別の添付ファイルを削除するには、[選択した添付ファイルを削除して受信する]を選択します。
  8. 手順 7 で[選択した添付ファイルの名前を変更して受信する]または[選択した添付ファイルを削除して受信する]を選択した場合は、ファイルの種別のリストがアクティブになります。目的のファイルの種別の横にあるチェックボックスをオンにします。ファイルの種別のリストを変更するには、[追加]、[編集]、および[削除]の各ボタンを使用します。
  9. メールアンチウイルス]ウィンドウで[OK]をクリックします。
  10. 適用]をクリックします。

ローカルインターフェイスで添付ファイルのフィルタリングを設定するには、次の操作を行います:

  1. 保護された仮想マシンで、本製品の設定ウィンドウを開きます。
  2. ウィンドウの左側の[プロテクション]セクションで、[メールアンチウイルス]を選択します。

    ウィンドウの右側に、メールアンチウイルスの設定が表示されます。

  3. 前の手順のステップ 6~9 を実行します。

    ローカルインターフェイスで設定を行えない場合は、ポリシーによって定義された設定の値が、管理グループのすべての保護された仮想マシンに対して使用されていることを意味します。

  4. 変更を保存するには[保存]をクリックします。
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