メールアンチウイルスでのヒューリスティック分析の使用
保護の効率を高めるため、メールアンチウイルスの処理でヒューリスティック分析を使用できます。Kaspersky Security のヒューリスティック分析では、オペレーティングシステムにおけるアプリケーションの動作が分析されます。ヒューリスティック分析を使用することで、定義データベースに現在レコードが存在しない新しい悪意のあるオブジェクトでもメッセージ内から検知できます。
Kaspersky Security Center からメールアンチウイルスの処理でのヒューリスティック分析の使用を設定するには:
- Kaspersky Security Center 管理コンソールを開きます。
- コンソールツリーの[管理対象デバイス]フォルダーで、対象とする保護された仮想マシンが所属する管理グループと同じ名前のフォルダーを開きます。
- 作業領域で、[ポリシー]タブを選択します。
- ポリシーのリストから Light Agent for Windows ポリシーを選択し、ダブルクリックしてポリシーのプロパティウィンドウを開きます。
- Light Agent for Windows ポリシーのプロパティウィンドウで、左のリストから[メールアンチウイルス]を選択します。
ウィンドウの右側に、メールアンチウイルスの設定が表示されます。
- [セキュリティレベル]セクションの[設定]をクリックします。
[メールアンチウイルス]ウィンドウが開きます。
- [メールアンチウイルス]ウィンドウの[詳細]タブにある[スキャン方法]セクションで、次の操作を実行します:
- メールアンチウイルスでヒューリスティック分析を使用する場合は、[ヒューリスティック分析]をオンにして、スライダーでヒューリスティック分析のレベルを設定します:[低]、[中]、[高]のいずれかに設定します。
- メールアンチウイルスでヒューリスティック分析を使用しない場合は、[ヒューリスティック分析]をオフにします。
- [メールアンチウイルス]ウィンドウで[OK]をクリックします。
- [適用]をクリックします。
ローカルインターフェイスでメールアンチウイルスの処理でのヒューリスティック分析の使用を設定するには、次の操作を行います:
- 保護された仮想マシンで、本製品の設定ウィンドウを開きます。
- ウィンドウの左側の[プロテクション]セクションで、[メールアンチウイルス]を選択します。
ウィンドウの右側に、メールアンチウイルスの設定が表示されます。
- 前の手順のステップ 6 ~ 8 を実行します。
ローカルインターフェイスで設定を行えない場合は、ポリシーによって定義された設定の値が、管理グループのすべての保護された仮想マシンに対して使用されていることを意味します。
- 変更を保存するには[保存]をクリックします。
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