Integration Server について

Integration Server は、Kaspersky Security コンポーネントと仮想インフラストラクチャの間の連携をサポートする Kaspersky Security コンポーネントです。

Integration Server は、次のタスクの実行に使用されます。

Protection Server のある SVM の導入、削除、再設定。これらの手順を実行するために使用されたウィザードは、Integration Server 管理コンソールから開始されます。
ハイパーバイザー、または仮想インフラストラクチャ管理サーバーからの仮想インフラストラクチャに関する（ハイパーバイザーと各ハイパーバイザーで動作する仮想マシン）情報の取得、および Protection Server への取得した情報の受け渡し。SVM は、操作中に保護されたインフラストラクチャに関する情報について Integration Server に照会します。
Light Agent によってインストールされた Protection Server を使用した SVM に関する情報の取得。SVM は Light Agent と SVM の接続に必要な情報を Integration Server に転送します。Light Agent は Integration Server からこの情報を受信します。

Integration Server を使用するには、SVM と Light Agent から Integration Server への接続設定を指定する必要があります。

ポリシーで指定された Integration Server 接続設定を使用している SVM は、5 分ごとに Integration Server に情報を渡します。

SVM は Integration Server に次の情報を渡します：

Integration Server への接続が設定された Light Agent は、次の場合に 30 秒ごとに Integration Server への接続を試行します：

Light Agent が Integration Server から SVM に関する情報を受信した後は、Light Agent と Integration Server との接続の間隔は 5 分に増加します。

Light Agent は、接続に使用可能な SVM のリストと、それらに関する情報を Integration Server から受信します。この情報に基づいて、Light Agent は接続する SVM を選択します。

Integration Server は、動作時に以下の情報を保存します：

すべてのデータは、暗号化されて保存されます。情報は、Integration Server がインストールされているコンピューターに保存され、Kaspersky Lab に送信されることはありません。

Integration Server の設定は、Integration Server 管理コンソールで編集できます。