Light Agent for Linux をインストールする仮想マシンの要件
Kaspersky Security ソリューションは、Kaspersky Endpoint Security for Linux を Light Agent for Linux として使用します。
Light Agent for Linux のインストールと動作のためには、仮想マシンが次の最小システム要件を満たす必要があります:
- Core™ 2 Duo 1.86 GHz 以上のプロセッサ
- 少なくとも 1 GB のスワップ パーティション
- 32 ビット オペレーティング システムの場合は 1 GB の RAM、64 ビット オペレーティング システムの場合は 2 GB の RAM
- Kaspersky Endpoint Security for Linux のインストールおよび一時ファイルとログファイルの保存用に 4 GB のハードディスク空き容量
- 帯域幅 100 Mb/s の仮想ネットワークインターフェイス
Kaspersky Endpoint Security for Linux のインストールがサポートされているゲスト OS のリストについては、Kaspersky Endpoint Security for Linux のヘルプを参照してください。
仮想環境を保護する目的で Kaspersky Endpoint Security を Light Agent モードで使用する場合には制限事項があります。Light Agent モードでの Kaspersky Endpoint Security for Linux の使用はサポートされていません。
- Red Hat Enterprise Linux 6.x オペレーティングシステムを実行しているデバイス。
- CentOS 6.x オペレーティングシステムを実行しているデバイス。
- Arm アーキテクチャのオペレーティングシステムを実行しているデバイス。
- Astra Linux オペレーティングシステムを必須アクセス制御モードおよびクローズドソフトウェア環境モードで実行しているデバイス。
Light Agent for Linux をインストールする前に、仮想インフラストラクチャに応じて、次のパッケージを仮想マシンにインストールする必要があります:
- Microsoft Hyper-V インフラストラクチャでは、Integration Service パッケージを仮想マシンにインストールする必要があります。
- VMware vSphere インフラストラクチャでは、VMware Tools パッケージを仮想マシンにインストールする必要があります。
- Citrix Hypervisor インフラストラクチャでは、XenTools を仮想マシンにインストールする必要があります。
- HUAWEI FusionSphere インフラストラクチャでは、HUAWEI Tools パッケージを仮想マシンにインストールする必要があります。
- KVM、OpenStack、VK Cloud プラットフォーム、TIONIX Cloud Platform、Astra Linux、または ALT Virtualization Server に基づくインフラストラクチャでは、QEMU ゲストエージェントを仮想マシンにインストールする必要があります。
Light Agent for Linux は、次の VDI ベースのソリューションを使用するインフラストラクチャ内の仮想マシンを保護できます。
- VMware Horizon 8.x。
- Termidesk VDI 3.3。
- Basis.WorkPlace 1.98.2。
- 最新のアップデートを適用した Citrix Virtual App と Citrix XenDesktop 7 1912 LTSR。
Termidesk および Basis.WorkPlace に基づく VDI でのソリューションの動作には一部の制限が適用されます。
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