定義データベースのアップデートについて

保護対象デバイス上に保存されている Kaspersky Security for Windows Server の定義データベースは、すぐに未アップデートの状態になります。カスペルスキーのウイルスアナリストは、毎日数百個もの新しい脅威を検知し、その識別レコードを作成して、定義データベースのアップデートに追加しています。定義データベースのアップデートは、前回のアップデートの作成以降に検知された脅威の識別用レコードが含まれるファイルやファイルセットです。必要なデバイス保護レベルを維持するには、定義データベースのアップデートを定期的に受信してください。

既定では、インストールされている Kaspersky Security for Windows Server の定義データベースのアップデートが作成されてから 1 週間以内に定義データベースがアップデートされない場合、[定義データベースがアップデートされていません]イベントが発生します。定義データベースが 2 週間アップデートされていない場合、[定義データベースが長期間アップデートされていません]イベントが発生します。データベースの最新のステータスに関する情報は、アプリケーションコンソールツリーの[Kaspersky Security]フォルダーの詳細ペインに表示されます。Kaspersky Security for Windows Server の全般設定を使用して、これらのイベントが発生するまでの個別の日数を指定できます。また、これらのイベントに関する管理者への通知を設定できます。

Kaspersky Security for Windows Server は、カスペルスキーの FTP または HTTP アップデートサーバー、Kaspersky Security Center 管理サーバー、またはその他のアップデート元から定義データベースやモジュールのアップデートをダウンロードします。

アップデートは、インターネットからすべての保護対象デバイスにダウンロードできます。または、1 台の保護対象デバイスを仲介として使用して、このデバイスにすべてのアップデートをコピーし、保護対象デバイスに配信することもできます。組織で Kaspersky Security Center を使用してデバイスの保護を一元管理する場合、Kaspersky Security Center 管理サーバーをアップデートのダウンロードの仲介として使用できます。

定義データベースのアップデートタスクは手動またはスケジュールに基づいて開始できます。既定では、定義データベースのアップデートタスクは毎時間実行されます。

アップデートのダウンロードプロセスが中断されたりエラーになったりすると、前回インストールしたアップデートの定義データベースの使用に自動的に切り替えられます。定義データベースが破損した場合は、以前インストールされたアップデートに手動でロールバックできます。

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