ユーザーのコンピューターへの証明書のインポート

SSL Bump 用の証明書を追加した後、ユーザーのコンピューターのブラウザーで証明書が信頼されるようにする必要があります。そのためには、Windows オペレーティングシステムで信頼する証明書のシステム保管領域に証明書をインポートする必要があります。

Mozilla Firefox では、ブラウザー独自の証明書保管領域が使用されます。Mozilla Firefox の保管領域に証明書をインポートする方法について詳しくは、下記の手順を参照してください。

Windows のグループポリシーを使用して、ドメインに属するすべてのコンピューターに同時に証明書をインポートできます。グループポリシーの使用方法などについて詳しくは、オペレーティングシステムのヘルプを参照してください。

Windows のグループポリシーを使用して証明書を配信する機能を使用できない場合は、社内 LAN 上のコンピューターに 1 台ずつ手動で証明書をインポートする必要があります。

Windows の信頼する証明書の保管領域に証明書を手動でインポートするには:

  1. 事前にダウンロードした証明書をユーザーのコンピューターにコピーします。
  2. 証明書ファイルをダブルクリックして開きます。
  3. 表示されたウィンドウの[全般]タブで、[証明書のイントール]をクリックします。

    証明書のインポートウィザードが起動します。

  4. ウィザードの開始画面で、証明書のインポート方法として次のいずれかを選択します。
    • 現在のユーザー

      証明書は、現在使用中のユーザーアカウントを使用して接続するときにだけ使用できます。

    • ローカルコンピューター

      このコンピューターのすべてのユーザーがこの証明書を使用できます。

      このオプションを選択するには、オペレーティングシステムのローカル管理者権限が必要です。

    証明書ストア]ウィンドウが表示されます。

  5. 証明書をすべて次のストアに配置する]をオンにして[参照]をクリックします。

    証明書ストアの選択]ウィンドウが表示されます。

  6. 信頼されたルート証明機関]を選択し、[OK]をクリックします。

    証明書ストア]ウィンドウに、選択した保存先が表示されます。

  7. 次へ]をクリックします。
  8. ウィザードの完了ウィンドウで、[完了]をクリックします。
  9. 証明書が正常にインポートされたというメッセージウィンドウで[OK]をクリックします。

Windows オペレーティングシステムの信頼する証明書の保管領域に証明書がインポートされます。

Mozilla Firefox ブラウザーの保管領域に証明書を手動でインポートするには:

  1. 事前にダウンロードした証明書をユーザーのコンピューターにコピーします。
  2. Mozilla Firefox ブラウザーのメニューで[オプション]を選択します。
  3. 表示されたウィンドウで[プライバシーとセキュリティ]を選択します。

    ブラウザーのプライバシーページが表示されます。

  4. セキュリティ]の[証明書]セクションで、[証明書を表示]をクリックします。

    証明書マネージャー]ウィンドウが表示されます。

  5. 認証局証明書]タブで、[インポート]をクリックします。

    ファイル選択ウィンドウが開きます。

  6. 証明書ファイルを選択し、[開く]をクリックします。

    証明書のインポート]ウィンドウが表示されます。

  7. この認証局によるウェブサイトの識別を信頼する]をオンにし、[OK]をクリックします。

    証明書マネージャー]ウィンドウの証明書のリストに、追加する証明書が表示されます。

  8. OK]をクリックします。

Mozilla Firefox ブラウザーの保管領域に証明書がインポートされます。

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