Kaspersky CyberTrace サービスとフィードユーティリティを別のコンピューターにインストールした後にフィード設定を変更する（DMZ シナリオ）

DMZ ホストは、フィードのダウンロードを行うためだけのものなので、ローカルホストの Kaspersky CyberTrace で以前に有効にした以下の設定を設定できます。次のフィードパラメータを変更できます：

フィードの confidence 値（カスペルスキーのフィードを除く）
処理するフィードエントリの数の制限
保持期間（カスペルスキーのフィードを除く）
フィードで使用可能なフィールド
フィルタリングルール
入力可能フィールド

以前に有効にしたフィードも無効にできます（この場合、%dmz_fu%/kl_feed_util.conf で無効にしない限り、無効にしたフィードは引き続き DMZ ホストにダウンロードされ、ローカルホストに転送されます）。

DMZ ホストのファイル %dmz_fu%/kl_feed_util.conf でプロキシサーバー設定を直接設定できます。

必要に応じて、以下の説明に従って新しいフィードを追加できます。

ローカルホストで以前に無効にしたフィードがある場合は、以下の操作により、DMZ ホストでのこのフィードのダウンロードが停止します。

新しいフィードを追加するには、次の操作を実行します：

ローカルホストで：
1. ［Settings］→［Service］ページの［Export configuration files］をクリックして、Kaspersky CyberTrace から現在の設定をエクスポートします。
  カスタムフィードが以前に Kaspersky CyberTrace で設定されていた場合は、後で使用できるように httpsrv/etc/custom_feed_list.conf ファイルも保存します。
2. Kaspersky CyberTrace サービスを停止します。
  systemctl stop cybertrace.service コマンドを実行します。
DMZ ホストで：
1. ローカルホストと同じバージョンの Kaspersky CyberTrace をインストールします。
  最初のセットアップで DMZ ホスト上の Kaspersky CyberTrace を削除していない場合、このステップはスキップしてください。
2. Kaspersky CyberTrace サービスを停止します。
  systemctl stop cybertrace.service コマンドを実行します。
3. %service_dir%/bin/.need_run_wizard ファイルを削除します。
  最初のセットアップで DMZ ホスト上の Kaspersky CyberTrace を削除していない場合、このステップはスキップしてください。
4. ファイル %service_dir%/etc/kl_feed_service.conf および %service_dir%/etc/kl_feed_util.conf を上のステップ 1 でエクスポートしたファイルに置き換えます。
  カスタムフィードが以前に Kaspersky CyberTrace で設定されていた場合は、httpsrv/etc/custom_feed_list.conf ファイルの置換または追加（ファイルが存在しなかった場合）も行います。
  ［Configuration］→［GUISettings］→［HTTPServer］→［ConnectionString］の順に適切に指定して、ブラウザーで Kaspersky CyberTrace Web を開きます。
5. Kaspersky CyberTrace サービスを開始します。
  systemctl start cybertrace.service コマンドを実行します。
6. ファイル %service_dir%\bin\kl_feed_service.conf の Configuration/GUISettings/HTTPServer/ConnectionString で指定したアドレスで Kaspersky CyberTrace Web を使用して新しいフィードを追加して設定します。
  Kaspersky CyberTrace で 1 回以上フィードの更新を実行して、フィードが正しく設定されていることを確認します。
7. ［Settings］→［Service］ページの［Export configuration files］をクリックして、Kaspersky CyberTrace から更新された設定をエクスポートします。
  カスタムフィードが以前に Kaspersky CyberTrace で設定されていた場合は、後で使用できるように httpsrv/etc/custom_feed_list.conf ファイルも保存します。
8. Kaspersky CyberTrace を削除します。
9. エクスポートされたファイル kl_feed_util.conf からファイル %dmz_fu%/kl_feed_util.conf に［Settings］→［Feeds］および［Settings］→［ProxySettings］セクションを移動（置換）します。
  Kaspersky CyberTrace からエクスポートされたファイル kl_feed_util.conf と kl_feed_service.conf のインスタンスを削除しないでください。これらのファイルは、ローカルホストでも使用されます。
ローカルホストで：
1. ファイル %service_dir%/etc/kl_feed_service.conf および %service_dir%/etc/kl_feed_util.conf を DMZ ホストからエクスポートしたファイルに置き換えます。
  カスタムフィードが以前に Kaspersky CyberTrace で設定されていた場合は、httpsrv/etc/custom_feed_list.conf ファイルの置換または追加（ファイルが存在しなかった場合）も行います。
  ［Configuration］→［GUISettings］→［HTTPServer］→［ConnectionString］の順に適切に指定して、ブラウザーで Kaspersky CyberTrace Web を開きます。
2. Kaspersky CyberTrace サービスを開始します。
  systemctl start cybertrace.service コマンドを実行します。
3. ［Configuration］→［GUISettings］→［HTTPServer］→［ConnectionString］を使用して Kaspersky CyberTrace Web を開き、［Settings］→［Feeds］ページに新しいフィードがあり、その設定が DMZ ホストの設定と同様であることを確認します。また、すべてのフィードが正しく設定されていることを確認します。
4. ［Settings］→［Feeds］ページで、［Update frequency］パラメータを［Never］に設定します。

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