個別のユーザーまたはグループへの権限付与

パスワードによる保護を使用すると、個々の Active Directory ユーザーアカウントと、手動で追加されたユーザーアカウントに、Kaspersky Endpoint Security へのアクセス権を付与できます。

Active Directory ユーザーアカウント

Active Directory ドメイン内の個々のユーザーまたはグループに、Kaspersky Endpoint Security へのアクセス権を付与できます。たとえば、Everyone グループに対して「本製品の終了」操作がブロックされている場合でも、[本製品の終了]権限を個別のユーザーに対して付与できます。これにより、権限を付与されたユーザーまたは KLAdmin としてログインしている場合にのみ、本製品を終了できます。

コンピューターがドメイン内にある時のみ、本製品にアクセスするアカウントの認証情報を使用できます。コンピューターがドメインにない場合は、KLAdmin アカウントまたは一時パスワードを使用できます。

手動で追加されたユーザーアカウント

Active Directory 内に存在しないユーザーアカウントを作成し、そのユーザーアカウントに個別の権限を割り当てることができます。つまり、KLAdmin の代わりにサービスユーザーアカウントを作成して使用できます。これにより、KLAdmin パスワードを他のユーザーと共有したり、新しい Active Directory ユーザーアカウントを作成したりする必要がなくなります。任意のユーザー名とパスワードを指定できます。たとえば、サービスユーザーアカウントに[レポートの表示]権限を付与することができます。これにより、[すべて]グループに対してレポートの表示が禁止された場合は、サービスユーザーアカウントまたは KLAdmin ユーザーアカウントを使用してレポートを開くことができます。

個別のユーザーまたはグループへの権限付与

管理コンソール(MMC)で個々のユーザーまたはグループに権限を付与する方法

Web コンソールおよび Cloud コンソールで個々のユーザーまたはグループに権限を付与する方法

製品のユーザーインターフェイスで個々のユーザーまたはグループに権限を付与する方法

これにより、Everyone グループに対して Kaspersky Endpoint Security へのアクセスが制限されている場合でも、個別に権限を付与されたユーザーはその権限に応じて Kaspersky Endpoint Security にアクセスできます。

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