管理対象デバイスの設定

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管理対象デバイスの設定を表示するには:

  1. コンソールツリーで、[管理対象デバイス]フォルダーを選択します。
  2. フォルダーの作業領域で、デバイスを選択します。
  3. デバイスのコンテキストメニューで[プロパティ]を選択します。

選択したデバイスのプロパティウィンドウの[全般]セクションが表示されます。

全般

全般]セクションには、クライアントデバイスに関する全般的な情報が表示されます。情報は、クライアントデバイスと管理サーバーとの前回の同期中に受信されたデータに基づいて提供されます:

プロテクション

プロテクション]セクションには、クライアントデバイスにおけるアンチウイルスによる保護に関する現在のステータスが表示されます:

アプリケーション

アプリケーション]セクションには、クライアントデバイスにインストールされているすべてのカスペルスキー製品のリストが表示されます。このセクションには開始ボタン()と停止ボタン()を使用すると、選択したカスペルスキー製品(ネットワークエージェントを除く)を起動および停止できます。管理対象デバイスで管理サーバーからの受信プッシュ通知用にポート 15000 UDP が使用可能な場合は、これらのボタンを使用できます。管理対象デバイスがプッシュ通知に使用できないが、管理サーバーへの継続的な接続モードが有効になっている場合([全般]セクションの[管理サーバーから切断しない]がオンになっている場合)、[開始]と[停止]も使用できます。また、[アプリケーション]セクションには次のボタンが含まれています:

タスク

タスク]タブでは、既存タスクのリストの表示、新規タスクの作成、タスクの削除、タスクの開始と停止、タスク設定の変更、実行結果の表示など、クライアントデバイスのタスクを管理できます。タスクのリストは、管理サーバーとの前回のクライアント同期セッション中に受信されたデータに基づいて提供されます。管理サーバーは、タスクステータスに関する情報をクライアントデバイスに要求します。

管理サーバーからのプッシュ通知を受信するために、管理対象デバイスでポート 15000 UDPが利用可能な場合、[開始]()、[停止]()、[削除](タスク削除ボタン。)ボタンが有効になります。管理対象デバイスがプッシュ通知に使用できないが、管理サーバーへの継続的な接続モードが有効になっている場合([全般]セクションの[管理サーバーから切断しない]がオンになっている場合)、[開始]、[停止]と[削除]も使用できます。

接続に失敗すると、ステータスは表示されず、ボタンは無効になります。

イベント

イベント]タブでは、選択したクライアントデバイスについて管理サーバーに記録されたイベントが表示されます。

タグ

タグ]タブでは、クライアントデバイスの検索に使用されるキーワードのリストを管理できます。また、既存のタグのリストの表示、リストからのタグの割り当て、自動タグ付けルールの設定、新規タグの追加、既存のタグの名称変更、タグの削除なども可能です。

システム情報

システム全般情報]セクションには、クライアントデバイスにインストールされているアプリケーションに関する情報が表示されます。

アプリケーションレジストリ

アプリケーションレジストリ]セクションでは、クライアントデバイス上にインストールされたアプリケーションのレジストリとそのアップデートを表示し、アプリケーションレジストリの表示を設定することができます。

インストール済みアプリケーションの情報は、クライアントデバイスにインストールされているネットワークエージェントから必要な情報が管理サーバーに送信されている場合に供給されます。管理サーバーへの情報の送信は、ネットワークエージェントまたはそのポリシーのプロパティウィンドウにある[リポジトリ]セクションで設定できます。インストール済みアプリケーションの情報は、Windows を実行しているデバイスの場合にのみ利用できます。

ネットワークエージェントは、システムレジストリから受信したデータに基づいてアプリケーションの情報を提供します。

実行ファイル

実行ファイル]セクションには、クライアントデバイスにある実行ファイルが表示されます。

ハードウェアレジストリ

ハードウェアレジストリ]セクションでは、クライアントデバイスで使用されているハードウェアに関する情報を表示できます。Windows デバイスおよび Linux デバイスのこの情報を表示できます。

ハードウェアの詳細を取得する Linux デバイスに lshw ユーティリティがインストールされていることを確認してください。使用されているハイパーバイザーによっては、仮想マシンから取得されたハードウェアの詳細が不完全である場合があります。

セッション

セッション]セクションには、クライアントデバイスの所有者および選択されたクライアントデバイスで作業を行ったユーザーのアカウントに関する情報が表示されます。

ドメインユーザー情報は、Active Directory データに基づいて生成されます。ローカルユーザーの詳細情報は、クライアントデバイスにインストールされている Windows セキュリティアカウントマネージャーから供給されます。

リストには、クライアントデバイスを使用するユーザーのアカウントが表示されます。

インシデント

インシデント]タブでは、クライアントデバイスでのインシデントを表示、編集、作成できます。インシデントは、クライアントデバイスにインストールしたカスペルスキー製品によって自動で作成されるか、管理者が手動で作成します。たとえば、定期的に悪意のあるプログラムを自分のリムーバブルドライブからデバイスに移しているユーザーがいた場合、管理者はこの件のインシデントを作成できます。管理者はインシデントのテキストに、概要説明と推奨される処分(ユーザーに下す懲戒処分など)を記載したり、ユーザーへのリンクを追加することもできます。

必要な処分がすべて行われたインシデントは、「処理済み」と呼ばれます。未処理のインシデントがある場合、デバイスのステータスを緊急または警告に変更する条件として選択できます。

このセクションには、デバイス用に作成したインシデントのリストがあります。インシデントは、重要度と種別で分類されます。インシデントの種別は、インシデントを作成するカスペルスキー製品によって定義されます。[処理済み]列のチェックボックスをオンにすると、リストにある処理済みのインシデントを強調表示できます。

ソフトウェアの脆弱性

ソフトウェアの脆弱性]セクションには、クライアントデバイスにインストールされているサードパーティのソフトウェアの脆弱性に関する情報が表示されます。リストの上にある検索フィールドを使用して、脆弱性を名前で検索することができます。

適用可能なアップデート

このセクションには、デバイスで検出されたがインストールされていないソフトウェアアップデートのリストが表示されます。

アクティブポリシー

このセクションには、このデバイスで現在アクティブなカスペルスキー製品のポリシーのリストが表示されます。

アクティブなポリシーのプロファイル

ディストリビューションポイント

このセクションでは、デバイスがインタラクトするディストリビューションポイントのリストについて説明します。

関連項目:

管理サーバーの全般設定の調整

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