委任属性の読み込みの設定

個人ユーザーにグループメールボックスへのアクセス権がある場合は、バックアップに置かれたグループメールボックス内のメッセージに関する情報がこのユーザーの個人用バックアップに表示されるように設定できます。これを行うには、管理者は、グループメールボックスへのフルアクセス権を持つ Active Directory ユーザーのグループを Active Directory 属性の値に指定して、KSMG の LDAP サーバー接続設定でその属性を指定する必要があります。KSMG は、指定された属性の値を LDAP キャッシュに保持し、この関連付けを使用して、バックアップ内のグループメールボックスメッセージに関する情報へのアクセスを個人ユーザーに許可します。

ユーザーに[設定を編集]権限が付与されている場合にのみ、この機能を使用できます。

Active Directory 委任属性の LDAP キャッシュへの読み込みを設定するには:

  1. 本製品の Web インターフェイスで、[設定]→[外部サービス]→[LDAP サーバー接続]セクションの順に選択します。
  2. 既存の LDAP サーバー接続を選択するか、新しい接続を設定します
  3. LDAP サーバー接続の作成または編集ウィンドウの[委任属性を使用]で、グループメールボックスへのフルアクセス権を持つ LDAP ユーザーグループが指定されている委任属性を選択します。
    • msExchDelegateListLink
    • カスタム AD 属性

    両方の属性を選択できます。

  4. カスタム AD 属性 を選択した場合は、[カスタム AD 属性]フィールドに使用する属性名(例:extensionAttribute1)を指定します。
  5. 追加]をクリックします。

委任属性の LDAP キャッシュへの読み込みが設定されます。

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