Kaspersky Security for Virtualization 6.1 Light Agent

SVM ステータスの監視

SNMP プロトコルを使用するネットワーク管理システムを使用して、仮想インフラストラクチャに導入された SVM のステータスに関する情報を取得できます。SVM は、SVM のステータスに関する情報を組織のネットワーク管理システムに送信できる SNMP エージェントとともにインストールされます。

SNMP エージェントは、次の SVM ステータス情報を送信できます:

  • Protection Server(scanserver サービス)による RAM の使用量を、Protection Server の再起動を引き起こす最大値に対する割合で示します。
  • Protection Server(scanserver サービス)によるページファイル使用状況を、Protection Server の再起動を引き起こす最大値に対する割合で示します。
  • SVM に接続され、デスクトップ OS を搭載した仮想マシンにインストールされている Light Agent の数(オフまたは停止されていない仮想マシンのみカウントされます)。
  • SVM に接続され、サーバー OS を搭載した仮想マシンにインストールされている Light Agent の数(オフまたは停止されていない仮想マシンのみカウントされます)。
  • 仮想マシンのスキャンタスクが、この SVM にインストールされた Protection Server で現在実行中かどうかに関する情報。
  • スキャンタスクが実行中の場合:現在スキャン待機中の仮想マシンの数に関する情報、および同時にスキャンされている仮想マシンの数に関する情報。
  • SVM 上での次のアプリケーションサービスのステータスに関する情報。
    • scanserver(Protection Server)
    • klnagent(Kaspersky Security Center ネットワークエージェント)
    • Apache
    • watchdog(wdserver)

    SNMP Agent は、各サービスのステータスとして「実行中」(サービスが実行されている)または「停止中」(サービスが実行されていない)という情報を転送します。

このデータは Kaspersky Security ソリューションに固有でありソリューションの配布キットに含まれる MIB ファイル[KSVLA-MIB.txt]に記述されています。このファイルは SVM からの詳細情報を受け取るために使用できます。Net-SNMP パッケージの標準セットにより、SNMP カウンターの別の値を取得することもできます。

Kaspersky Security Center 管理コンソールまたは Kaspersky Security Center Web コンソールを使用して、Protection Server ポリシーでの SNMP 監視を有効または無効にできます。

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Kaspersky Security Center 管理コンソールで SNMP 監視を有効または無効にする方法

Kaspersky Security Center Web コンソールで SNMP 監視を有効または無効にする方法

SNMP 監視がアクティブな Protection Server ポリシーで有効にされている場合、SVM にインストールされている SNMP エージェントは SVM のステータスに関する情報を組織のネットワーク管理システムに送信します。

SNMP 監視を有効にするポリシーがアクティブでない場合、SVM のステータスの情報は送信されません。