Web カメラとマイクへのアクセスについて
侵入者がWebカメラを使用したのぞき見やマイクを使用した盗聴を試みる可能性があります。Webカメラとマイクの管理が有効になっていると、不正なアクセスからWebカメラやマイクが保護されます。設定では、Webカメラまたはマイクへのアプリケーションからのアクセスをすべてブロックしたり、アプリケーションからWebカメラまたはマイクへのアクセス権を取得しようとする際に通知を表示するよう設定することができます。
この機能をオンにしていても、Webカメラまたはマイクへのアクセスがすべてブロックされるわけではなく、信頼グループまたは信頼グループに関連する一部のアプリケーションにはそれらのルールに基づいてアクセス権が付与されたりブロックされたりします。[強い制限付き]または[ブロック]グループに含まれるアプリケーションに対してはアクセスがブロックされます。
侵入防止の設定ウィンドウで、[強い制限付き]または[ブロック]グループに含まれるアプリケーションについて、Webカメラまたはマイクへのアクセスを許可できます。[弱い制限付き]グループに含まれるアプリケーションがWebカメラまたはマイクへのアクセスを要求している場合は、アクセスはブロックされ、機能の設定で通知を設定している場合は通知が表示されます。
通知のドロップダウンリストで、Webカ メラまたはマイクへのアクセスをブロックしたり、アクセス設定を開くことができます。一部のアプリケーションが全画面表示モードで実行されている場合、この通知は表示されません。
通知のドロップダウンリストでは、通知を非表示にするか、または通知の表示設定に進むこともできます。
本製品がWebカメラを管理する方法
アプリケーションのGUIがまだ読み込み中か、読み込まれていないか、応答のない状態で、手動ではアクセスできない場合、既定では、許可を必要とするアプリケーションに対して、Webカメラのアクセスが許可されます。
Webカメラへのアクセス制限には次の機能と制限があります。
- Webカメラのデータの処理によって得られる動画と静止画像を管理します。
- Webカメラからの映像ストリームに含まれている場合は、その音声信号を管理します。
- Windowsデバイスマネージャーに画像装置として表示される、IEEE1394またはUSBを介して接続されたWebカメラのみ制御されます。
このリンクをクリックすると、サポートしているWebカメラのリストが表示されます。
Webカメラへの不正なアクセスに対する保護をアクティベートするためには、侵入防止をオンにする必要があります。
Microsoft Windows 10 Anniversary Update(RedStone 1)に本製品をインストールした場合、Webカメラ保護には制限があります。
本製品がマイクを管理する方法
マイクの保護には、次の特徴があります:
- この機能が動作するには、侵入防止コンポーネントがオンになっている必要があります。
- 録音デバイスへのアプリケーションのアクセスの設定を変更した場合(侵入防止の設定ウィンドウでアプリケーションへの音声ストリームの入力をブロックした場合など)、音声ストリームの入力を中止するには、そのアプリケーションを再起動する必要があります。
- 本製品は、内蔵のマイクおよび外付けのマイクに対するアクセスのみを保護します。他の音声ストリーミングデバイスはサポートされません。
- 本製品が起動する前にアプリケーションが音声ストリームの受信を始めた場合、またアプリケーションが音声ストリームの受信を始めたあとでユーザーがそのアプリケーションを「ブロック」または「強い制限付き」グループに移動した場合、そのアプリケーションの音声ストリームの受信は許可され、通知は表示されません。
- カスペルスキー(アプリケーション)は、実際は端末にマイクが接続されていなくても、アプリケーションからのマイクへのアクセスを検出することがあります。
デジタル一眼レフカメラ、デジタルビデオカメラ、アクションカメラなどのデバイスからの音声ストリームの保護は保証されません。
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