Kaspersky Next の使用を開始するには、このクイックスタートガイドをお読みください。このガイドには、顧客のアカウントを管理し、デバイスにセキュリティ製品をインストールするためのヒントが記載されています。
クイックスタートシナリオ
シナリオを実行して、組織内のデバイスを保護します。シナリオは、次のステップに分かれています:
Kaspersky Next の使用を開始するには、Kaspersky Business Hub のアカウントが必要です。
アカウントを作成するには:
アカウントを作成したら、最初のワークスペースを作成できます。最初にテストワークスペースを 1 つ作成してから、それに自身のデバイスを接続し、設定に加えた変更をテストして、結果を記録することを推奨します。
会社のユーザー数が少ない場合でも、管理する会社ごとに個別のワークスペースを作成することを推奨します。これにより、次のことができるようになります:
会社のワークスペースを作成するには:
会社のワークスペースを作成したら、Kaspersky Next の初期セットアップを実行する必要があります。Kaspersky Next 管理コンソールの初回起動時に、初期セットアップが自動的に開始されます。[Kaspersky Next へようこそ]ウィンドウが表示されます。画面上の指示に従います。
初期セットアップが完了すると、Kaspersky Next 管理コンソールを使用できるようになります。
最初のワークスペースの準備ができたら、[情報パネル]→[使用の開始]セクションに記載されているメインのセットアップ手順に従います。これらの手順では、ユーザーアカウントの追加、Kaspersky Next へのデバイスの接続、iOS および iPadOS デバイスの証明書の作成について説明しています。
これらのステップは、3 つのグループに分かれています:
ワークスペースを作成した時に、これらの手順は実行済みです。
デバイスの保護を開始するには、この手順を実行する必要があります。
メールアドレスを入力してユーザーを追加します。招待メールがメールアドレスに送信されます。このメールには、セキュリティ製品をダウンロードするリンクが記載されています。ユーザーがリンクをクリックすると、Kaspersky Next はデバイスのオペレーティングシステムを認識し、適切なソフトウェアがダウンロードされるようにします。
別の方法として、Windows の複数のデバイスを同時に保護することができます。これを行うには、グループポリシースクリプトを使用してセキュリティ製品を導入できます。
デバイスの保護を強化するには、次の手順を実行してください。
セキュリティ製品がデバイスにインストールされると、デバイスには[既定値]セキュリティプロファイルが割り当てられます。これは、カスペルスキーが推奨する既定の設定を使用したセキュリティプロファイルです。
[セキュリティ管理]→[セキュリティプロファイル]セクションでは、異なるセキュリティプロファイルを作成できます。すべての新しいセキュリティプロファイルは、変更するまで既定の設定を保持します。既存のセキュリティプロファイルをコピーすることもできます。
各セキュリティプロファイルには、Windows、macOS、Android、iOS(iPadOS を含む)の各プラットフォームに対応するタブがあります。iOS と iPadOS は一緒に構成されることに注意してください。
セキュリティプロファイルをユーザーに割り当てると、ユーザーが所有するすべてのデバイスにセキュリティプロファイルが適用されます。[既定値]セキュリティプロファイルのみ、所有者のいないデバイスに適用できます。
セキュリティプロファイルの作成時は、管理する会社の組織構造を考慮してください。たとえば、開発者のセキュリティプロファイルは、営業担当者や人事アシスタントに使用されるものとは異なる場合があります。各セキュリティプロファイルに適宜名前を付けます。
デバイスにインストールされているセキュリティ製品を、ユーザーが変更したり削除したりできないようにしてください。それには、次の設定を行います:
セキュリティプロファイルの必要な設定の定義後に、セキュリティプロファイルを目的のユーザーに割り当てることができます。
ワークスペースを作成すると、ワークスペースに埋め込まれた 30 日間の試用版ライセンスが付与されます。試用版ライセンスの有効期間の終了後も Kaspersky Next を引き続き使用するには、製品版ライセンスまたは定額制サービスを購入する必要があります。[情報パネル]→[ライセンス]を順にクリックし、次にアクティベーションコードを入力します。
本製品はワークスペースとの同期を 15 分ごとに試行するため、アクティベーションコードがセキュリティ製品に自動的に配布されるまで 15 分かかる場合があります。
他のオプション設定を定義できます。
イベントに関する情報は集約されません。各イベントは個別のメールで送信されます。イベント通知の配信を設定する場合は、大量のメールを受信できるよう準備してください。