コマンドラインでは、UseProxy、ProxyServer、ProxyBypass、ProxyBypassEdr、ProxyBypassNdr、および ProxyBypassSandbox の全般設定を使用して、製品コンポーネントのプロキシサーバー設定を管理できます。
コマンドラインスイッチまたはアプリケーションの全般設定をすべて含む設定情報ファイルを使用して、設定値を変更できます。
UseProxy の設定は次の値を使用できます:
Yes – プロキシサーバーの使用を有効にします。No – プロキシサーバーの使用を無効にします。ProxyServer の設定では、プロキシサーバーの設定を次の形式で指定できます:<接続プロトコル>://[<ユーザー>[:<パスワード>]@]<プロキシサーバーアドレス>[:<ポート>]:
< ユーザー > はプロキシサーバー認証用のユーザー名です。< password >は、プロキシサーバー認証用のユーザーパスワードです。<プロキシサーバーアドレス> は、プロキシサーバーの IP アドレスまたはドメイン名の入力フィールドです。< port >はプロキシサーバーのポートです。HTTPS 経由のプロキシサーバーへの接続には対応していません。
HTTP プロキシ経由で接続する場合は、他のシステムへのログインに使用しない別のアカウントを使用することを推奨します。HTTP プロキシがセキュアでない接続を使用しているため、アカウントが危険にさらされている可能性があります。
ProxyServer 設定を使用すると、プロキシサーバーを使用せずに接続されるアドレスのリストを指定できます。アドレスは [アドレス>[:<ポート>] の形式で指定します。アドレスを指定するには、マスク(*記号)とコメント(\ 記号の後)を使用できます。
次のパラメータを使用すると、Kaspersky Anti Targeted Attack Platform ソリューションのコンポーネントと Integration Server と連携するときにプロキシサーバーの使用を設定できます。
ProxyBypassEdr 設定は、KATA サーバーに接続する際に、プロキシサーバーの使用を有効または無効にします。ProxyBypassNdr 設定は、NDR サーバーに接続するときにプロキシサーバーの使用を有効または無効にします。ProxyBypassSandbox 設定は、KATA Sandbox との対話を提供する Central Node サーバーに接続するときにプロキシサーバーの使用を有効または無効にします。この設定では次の値を使用できます:
Yes – プロキシサーバーの使用を有効にします。No – プロキシサーバーの使用を無効にします。