複数の管理サーバー間での競合の回避

ネットワーク上に複数の管理サーバーがある場合、これらの管理サーバー上で同じクライアントデバイスが可視になる可能性があります。この結果、たとえば、管理サーバーが別の管理サーバーによって既にインストールされているアプリケーションをインストールしたり、その他の競合が発生したりする可能性があります。別の管理サーバーによって管理されているデバイスにアプリケーションがインストールされないようにするには、アプリケーションのリモートインストールタスクのプロパティで[この管理サーバーで管理されているデバイスにのみインストール]をオンにする必要があります。

この管理サーバーで管理されているデバイスにのみインストール]をオンにし、アプリケーションのリモートインストールタスクを実行すると、デバイスが別の管理サーバーによって管理されているかどうかを確認するチェックが実行されます。別の管理サーバーによって管理されるデバイスの場合、[別の管理サーバーの管理対象]属性値は true に設定されます。アプリケーションのリモートインストールタスクはこれらのデバイスには適用されません。

別の管理サーバーの管理対象]属性値は、管理対象デバイスのリストと未割り当てデバイスのリストの[別の管理サーバーの管理対象]列に表示されます。

また、[別の管理サーバーの管理対象]属性は、次の用途の識別条件としても使用できます:

別の管理サーバーの管理対象属性をリセットするには:

  1. Kaspersky Security Center Web コンソールのメインメニューで、[検出と製品の導入]→[未割り当てデバイス]の順に移動します。
  2. 必要なデバイスを選択し、[[別の管理サーバーの管理対象]を削除する]をクリックします。

別の管理サーバーの管理対象]属性がリセットされます。

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