以前のバージョンの Kaspersky Security Center からのアップグレード

次のトピックでは、アップグレードの推奨される準備手順について説明します:Kaspersky Security Center と管理対象セキュリティ製品のアップグレード.

管理サーバーのバージョン 15.1 をそれより前のバージョンの管理サーバー(バージョン 11(11.0.0.1131b)以降)がインストールされたデバイスにインストールすることができます。バージョン 15.1 にアップグレードすると、以前のバージョンの管理サーバーのデータと設定がすべて維持されます。

管理サーバーのインストール中に問題が発生した場合は、アップグレード操作の前に作成した管理サーバーデータのバックアップコピーを使用して管理サーバーを前のバージョンに戻すことが可能です。

ネットワーク上に少なくとも 1 つの新しいバージョンの管理サーバーがインストールされている場合は、その管理サーバーのインストールパッケージを使用するリモートインストールタスクを使用して、ネットワーク上の他の管理サーバーをアップグレードできます。

Kaspersky Security Center のフェールオーバークラスターを導入していた場合、ノード上の Kaspersky Security Center をアップグレードすることもできます。

旧バージョンの管理サーバーをバージョン 15.1 にアップグレードするには:

  1. バージョン 15.1 向けの ksc_15.1_<ビルド番号>_full_<言語>.exe ファイルを実行します(このファイルはカスペルスキーの Web サイトからダウンロードできます)。
  2. 製品を選択するウィンドウで、[Kaspersky Security Center のインストール]をクリックし、管理サーバーのセットアップウィザードを開始します。ウィザードの指示に従ってください。
  3. 使用許諾契約書とプライバシーポリシーを読みます。使用許諾契約書とプライバシーポリシーのすべての条項に同意する場合、[次の文書をすべて確認し、理解した上で条項に同意する]セクションで、次のチェックボックスをオンにします:
    • 使用許諾契約書の諸条件
    • データの取り扱い方法を記載しているプライバシーポリシー

    両方のチェックボックスをオンにすると、製品のデバイスへのインストールが続行されます。以前のバージョンの管理サーバーのデータのバックアップコピーの作成を促されます。

    Kaspersky Security Center は、旧バージョンを使用して作成した管理サーバーのバックアップコピーからのデータ復元をサポートします。

  4. 管理サーバーのデータのバックアップを作成する場合は、表示される[管理サーバーデータのバックアップ]でデータを指定します。

    klbackup ユーティリティによりバックアップが作成されます。このユーティリティは配布キットに含まれており、Kaspersky Security Center インストールフォルダーのルートにあります。

  5. セットアップウィザードに従って、バージョン 15.1 の管理サーバーをインストールします。

    Kaspersky Security Center Web コンソールのサービスがビジー状態であるメッセージが表示された場合は、ウィザードで[無視]をクリックします。

    セットアップウィザードは途中で終了しないことを推奨します。管理サーバーのインストールの途中でアップグレードを中止すると、アップグレードしたバージョンの Kaspersky Security Center が動作不能になる場合があります。

  6. 旧バージョンのネットワークエージェントがインストールされているデバイスの場合は、新バージョンのネットワークエージェントのリモートインストールタスクを作成して実行します。

    Network Agent for Linux を Kaspersky Security Center と同じバージョンにアップグレードすることを推奨します。

    リモートインストールタスクが完了すると、ネットワークエージェントのバージョンがアップグレードされます。

関連項目:

主要なインストールシナリオ

シナリオ:定義データベースとカスペルスキー製品の定期的なアップデート

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