[脆弱性とアプリケーションのアップデートの検索]タスクの作成

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脆弱性とアプリケーションのアップデートの検索タスクを使用して、Kaspersky Security Center Linux は管理対象デバイスにインストールされているサードパーティ製ソフトウェアについて、検知された脆弱性と必要なアップデートのリストを取得します。

脆弱性とアプリケーションのアップデートの検索タスクは、Windows デバイスに対してのみ作成できます。他のオペレーティングシステムで実行されているデバイスに対してこのタスクを作成することはできません。

脆弱性とアプリケーションのアップデートの検索タスクは、クイックスタートウィザードの実行時に自動作成されます。ウィザードを実行していない場合も、手動でタスクを作成できます。

[脆弱性とアプリケーションのアップデートの検索]タスクを作成するには:

  1. メインメニューで、[アセット(デバイス)]→[タスク]の順に移動します。
  2. 追加]をクリックします。

    新規タスクウィザードが起動します。[次へ]をクリックしながらウィザードに沿って手順を進めます。

  3. Kaspersky Security Center を対象アプリケーションとするタスクから、[脆弱性とアプリケーションのアップデートの検索]タスク種別を選択します。
  4. 作成中のタスク名を入力します。タスク名は 100 文字以下で、特殊文字("*<>?\:|)を含めることはできません。
  5. タスクを割り当てるデバイスを選択します。
  6. 脆弱性とアップデートが必要なアプリケーションをスキャンする方法を指定します。
    • Microsoft による脆弱性とアップデートのリストを検索する
      • アップデートサーバーに接続してアップデートを取得
    • カスペルスキーによるサードパーティ製品の脆弱性とアップデートのリストを検索する

    タスクの作成後、タスクプロパティウィンドウの[アプリケーション設定]タブでこれらのオプションをオフにすることができます。

  7. ファイルシステム内のアプリケーションを詳細検索するためのパスを指定します

    タスク作成後に、タスクプロパティウィンドウの[アプリケーション設定]タブで指定したパスを変更できます。

  8. 必要に応じて、詳細な診断を有効にする

    タスクの作成後、タスクプロパティウィンドウの[アプリケーション設定]タブでこのオプションをオフにすることができます。

  9. 詳細な診断ファイルの最大サイズ(MB)を指定します

    前の手順で詳細な診断をオンにした場合は、この値を指定する必要があります。タスクの作成後、タスクプロパティウィンドウの[アプリケーション設定]タブでこの値を変更できます。

  10. 既定のタスク設定を編集する場合、[タスク作成の終了]ページで、[タスクの作成が完了したらタスクの詳細を表示する]をオンにします。このオプションをオフにすると、既定の設定でタスクが作成されます。既定の設定からの変更は、後からいつでも実行できます。
  11. 終了]をクリックします。

    ウィザードではタスクを作成します。[タスクの作成が完了したらタスクの詳細を表示する]をオンにした場合、タスクのプロパティウィンドウが自動的に表示されます。このウィンドウでは、[一般的なタスク設定]を指定し、必要に応じてタスク作成時に指定した設定を変更できます。

    タスクのリストで作成されたタスクの名前をクリックして、タスクのプロパティウィンドウを開くこともできます。

タスクが指定した設定で作成されます。タスクを実行するには、タスクリストで目的のタスクを選択し、[開始]をクリックします。

タスクのスケジュールに関する推奨事項

脆弱性とアプリケーションのアップデートの検索]タスクのスケジュールを設定する場合は、[未実行のタスクを実行する]と[タスクの開始を自動的かつランダムに遅延させる]の 2 つのオプションがオンになっていることを確認してください。

既定では、[脆弱性とアプリケーションのアップデートの検索]タスクは手動で開始するように設定されています。

脆弱性とアプリケーションのアップデートの検索タスクを特定時刻に開始するようにスケジュールすることもできます。たとえば、タスクプロパティウィンドウの[スケジュール]タブにある[タスク開始]ドロップダウンリストから、[毎日(サマータイムはサポートしていません)]を選択できます。この場合、組織で採用されている職場のルールによりこの時刻にすべてのデバイスをシャットダウンするように定められている場合は、デバイスが再度電源オンになる時刻に脆弱性とアプリケーションのアップデートの検索タスクが実行されることに注意してください。脆弱性スキャン時には CPU とディスクサブシステムの負荷が増大するため、このように業務時間中に処理が実行されてしまうことが問題となる可能性があります。組織で採用されている職場のルールに基づいて、このタスクに対する最も効率的なスケジュールをセットアップする必要があります。

スケジュール開始設定の詳細については、「タスクの一般設定」を参照してください。

関連項目:

シナリオ:サードパーティ製ソフトウェアの脆弱性の検知と修正

シナリオ:サードパーティ製ソフトウェアのアップデート

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