SVM 選択アルゴリズムの設定
Web コンソールまたは管理コンソールを使用して、Light Agents for Linux で使用される SVM 選択アルゴリズムを指定し、Light Agent ポリシーで高度な SVM 選択アルゴリズムの設定を編集できます。
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Kaspersky Security Center Web コンソールで SVM 選択アルゴリズムを Light Agent に割り当てる方法
- Kaspersky Security Center Web コンソールのメインウィンドウで、[デバイス]→[ポリシーとポリシープロファイル]の順に選択します。
ポリシーのリストが開きます。
- 設定を構成する Light Agent が含まれる仮想マシンを含む管理グループを選択します。これを行うには、ポリシーおよびポリシープロファイルのリストの上にある[現在のパス]フィールドのリンクをクリックし、開いたウィンドウで管理グループを選択します。
リストには、選択した管理グループに構成されたポリシーのみ表示されます。
- リスト内の Kaspersky Endpoint Security for Linux ポリシーの名前をクリックします。
- 開いたポリシーのプロパティウィンドウで、[アプリケーション設定]タブを選択し、[Light Agent モード]→[SVM 選択アルゴリズム]の順に移動します。
- 次のいずれかのオプションを選択します:
- 標準の SVM 選択アルゴリズムを使用する
このオプションが選択されている場合、仮想マシンにインストールして実行した後、Light Agent は、Light Agent にとってローカルな接続先の SVM を選択します。
Light Agent に関係する SVM の場所は、仮想インフラストラクチャの種別に応じて決定されます:
- Microsoft Hyper-V、Citrix Hypervisor、VMware vSphere、KVM、Proxmox VE、Skala-R、HUAWEI FusionSphere、Nutanix Acropolis、ALT Virtualization Server、または Astra Linux プラットフォームで実行されている仮想インフラストラクチャでは、Light Agent がインストールされている仮想マシンと同じハイパーバイザー上に SVM が導入されている場合、その SVM は Light Agent のローカルと判断されます。
- OpenStack Platform、VK Cloud プラットフォーム、または TIONIX Cloud Platform 上で実行されている仮想インフラストラクチャでは、SVM のローカリティは、Integration Server 設定情報ファイル (%ProgramFiles(x86)%\Kaspersky Lab\Kaspersky VIISLA\appsettings.json) の
HypervisorSpecificSettings:Openstack
セクションの StandardAlgorithmSvmLocality
パラメータに従って決定されます。既定値を使用すると、SVM は Light Agent からローカルであると判断されます(Light Agent がインストールされた仮想マシンと同一のサーバーグループに配置されている場合)。
接続するローカル SVM がない場合、Light Agent は、仮想インフラストラクチャ内の SVM パスに関係なく、Light Agent 接続数が最も少ない SVM を選択します。
SVM 上の Protection Server に対して大規模インフラストラクチャ保護モードが有効になっている場合、アプリケーションは SVM が Light Agent に対してローカルであるかどうかを判断しません。この場合、高度な SVM 選択アルゴリズムを使用し、 SVM 検出方法として Integration Server を選択することを推奨します。
既定ではこのオプションが選択されます。
- 拡張 SVM 選択アルゴリズムを使用する
このオプションをオンにすると、[SVM パス]スライダーを使用して、仮想インフラストラクチャ内の SVM パスが、Light Agent と関連する SVM の「ローカル」ステータスにどのように影響するかを指定できます。Light Agent は、ローカルの SVM にのみ接続が可能です。
また、仮想インフラストラクチャ内の SVM パスが、接続する SVM の選択時に考慮されないように指定することもできます。
SVM の選択時に、Light Agent は SVM に接続されている Light Agent の数を考慮して、接続のために使用できる SVM の中で Light Agent が均等に分散するようにします。
- [拡張 SVM 選択アルゴリズムを使用する]をオンにして、Light Agent が Integration Server を SVM の検出方法として使用すると、[SVM パス]スライダーを使用して、仮想インフラストラクチャ内の SVM パスが接続する SVM の選択時に考慮されるように指定できます。
仮想インフラストラクチャ内の SVM パスの種別指定を許可し、接続する SVM の選択時に考慮されるように設定できます。
- ハイパーバイザー:Light Agent は、特定の基準を満たす SVM を接続先として選択します(仮想インフラストラクチャのタイプに応じて異なります)。
- SVM は、Light Agent がインストールされた仮想マシンと同じハイパーバイザー上に導入されます(Microsoft Hyper-V、Citrix Hypervisor、VMware vSphere、KVM、Proxmox VE、Skala-R、HUAWEI FusionSphere、Nutanix Acropolis、ALT Virtualization Server、または Astra Linux プラットフォーム上で動作する仮想インフラストラクチャ)。
- SVM は、Light Agent がインストールされた仮想マシン(TIONIX Cloud Platform または OpenStack Platform の仮想インフラストラクチャ)と同一のサーバーグループに配置されます。
使用可能な SVM が、Light Agent がインストールされた仮想マシンが配置されたハイパーバイザーまたはサーバーグループにない場合、Light Agent は SVM へ接続しません。
- クラスタ:Light Agent は、特定の基準を満たす SVM を接続先として選択します(仮想インフラストラクチャのタイプに応じて異なります)。
- SVM は、Light Agent がインストールされた仮想マシンと同じハイパーバイザークラスタ上に導入されます(Microsoft Hyper-V、Citrix Hypervisor、VMware vSphere、KVM、Proxmox VE、Skala-R、HUAWEI FusionSphere、Nutanix Acropolis、ALT Virtualization Server、または Astra Linux 上の仮想インフラストラクチャ)。
- SVM は、Light Agent がインストールされた仮想マシン(TIONIX Cloud Platform または OpenStack Platform の仮想インフラストラクチャ)と同一の OpenStack プロジェクトに配置されます。
使用可能な SVM が、Light Agent がインストールされた仮想マシンが配置されたハイパーバイザーのクラスタまたは OpenStack プロジェクトにない場合、Light Agent は SVM へ接続しません。
- [データセンター]Light Agent は、特定の基準を満たす SVM を接続先として選択します(仮想インフラストラクチャのタイプに応じて異なります)。
- SVM は、Light Agent がインストールされた仮想マシンと同じデータセンター上に導入されます(Microsoft Hyper-V、Citrix Hypervisor、VMware vSphere、KVM、Proxmox VE、Skala-R、HUAWEI FusionSphere、Nutanix Acropolis、ALT Virtualization Server、または Astra Linux 上の仮想インフラストラクチャ)。
- SVM は、Light Agent がインストールされた仮想マシン(TIONIX Cloud Platform または OpenStack Platform の仮想インフラストラクチャ)と同一のアベイラビリティゾーンに配置されます。
Light Agent のある仮想マシンが配置されている同じデータセンターまたはアベイラビリティゾーンに接続可能な SVM がない場合、Light Agent は SVM に接続しません。
- SVM のパスを無視:Light Agent は SVM の場所に関係なく SVM を選択します。
スライダーが既定で選択している値は[ハイパーバイザー]です。
スライダーは、[拡張 SVM 選択アルゴリズムを使用する]をオンにすると使用できます。
Light Agent が高度な SVM 選択アルゴリズムを使用し、SVM アドレスのリストが SVM 検出方法として選択されており、SVM で大規模インフラストラクチャ保護モードが有効になっている場合、Light Agent をこの SVM に接続できるのは、SVM パスが無視された場合のみです ( SVM パス設定の値として[SVM パスを無視] が設定されます)。
- 保存ボタンをクリックします。
Kaspersky Security Center 管理コンソールで SVM 選択アルゴリズムを Light Agent に割り当てる方法
- Kaspersky Security Center 管理コンソールツリーの[管理対象デバイス]フォルダーで、設定を構成する Light Agent が含まれる仮想マシンを含む管理グループを選択します。
- 作業領域で、[ポリシー]タブを選択します。
- ポリシーのリストから Protecyion Server ポリシーを選択し、右クリックして[ポリシーのプロパティ:<ポリシー名>]ウィンドウを開きます。
- ポリシーのプロパティウィンドウで、左のリストから[SVM 選択アルゴリズム]を選択します。
- ウィンドウの右側で、次のいずれかのオプションを選択します:
- 標準の SVM 選択アルゴリズムを使用する
このオプションが選択されている場合、仮想マシンにインストールして実行した後、Light Agent は、Light Agent にとってローカルな接続先の SVM を選択します。
Light Agent に関係する SVM の場所は、仮想インフラストラクチャの種別に応じて決定されます:
- Microsoft Hyper-V、Citrix Hypervisor、VMware vSphere、KVM、Proxmox VE、Skala-R、HUAWEI FusionSphere、Nutanix Acropolis、ALT Virtualization Server、または Astra Linux プラットフォームで実行されている仮想インフラストラクチャでは、Light Agent がインストールされている仮想マシンと同じハイパーバイザー上に SVM が導入されている場合、その SVM は Light Agent のローカルと判断されます。
- OpenStack Platform、VK Cloud プラットフォーム、または TIONIX Cloud Platform 上で実行されている仮想インフラストラクチャでは、SVM のローカリティは、Integration Server 設定情報ファイル (%ProgramFiles(x86)%\Kaspersky Lab\Kaspersky VIISLA\appsettings.json) の
HypervisorSpecificSettings:Openstack
セクションの StandardAlgorithmSvmLocality
パラメータに従って決定されます。既定値を使用すると、SVM は Light Agent からローカルであると判断されます(Light Agent がインストールされた仮想マシンと同一のサーバーグループに配置されている場合)。
接続するローカル SVM がない場合、Light Agent は、仮想インフラストラクチャ内の SVM パスに関係なく、Light Agent 接続数が最も少ない SVM を選択します。
SVM 上の Protection Server に対して大規模インフラストラクチャ保護モードが有効になっている場合、アプリケーションは SVM が Light Agent に対してローカルであるかどうかを判断しません。この場合、高度な SVM 選択アルゴリズムを使用し、 SVM 検出方法として Integration Server を選択することを推奨します。
既定ではこのオプションが選択されます。
- 拡張 SVM 選択アルゴリズムを使用する
このオプションをオンにすると、[SVM パス]スライダーを使用して、仮想インフラストラクチャ内の SVM パスが、Light Agent と関連する SVM の「ローカル」ステータスにどのように影響するかを指定できます。Light Agent は、ローカルの SVM にのみ接続が可能です。
また、仮想インフラストラクチャ内の SVM パスが、接続する SVM の選択時に考慮されないように指定することもできます。
SVM の選択時に、Light Agent は SVM に接続されている Light Agent の数を考慮して、接続のために使用できる SVM の中で Light Agent が均等に分散するようにします。
- [拡張 SVM 選択アルゴリズムを使用する]をオンにして、Light Agent が Integration Server を SVM の検出方法として使用すると、[SVM パス]スライダーを使用して、仮想インフラストラクチャ内の SVM パスが接続する SVM の選択時に考慮されるように指定できます。
仮想インフラストラクチャ内の SVM パスの種別指定を許可し、接続する SVM の選択時に考慮されるように設定できます。
- ハイパーバイザー:Light Agent は、特定の基準を満たす SVM を接続先として選択します(仮想インフラストラクチャのタイプに応じて異なります)。
- SVM は、Light Agent がインストールされた仮想マシンと同じハイパーバイザー上に導入されます(Microsoft Hyper-V、Citrix Hypervisor、VMware vSphere、KVM、Proxmox VE、Skala-R、HUAWEI FusionSphere、Nutanix Acropolis、ALT Virtualization Server、または Astra Linux プラットフォーム上で動作する仮想インフラストラクチャ)。
- SVM は、Light Agent がインストールされた仮想マシン(TIONIX Cloud Platform または OpenStack Platform の仮想インフラストラクチャ)と同一のサーバーグループに配置されます。
使用可能な SVM が、Light Agent がインストールされた仮想マシンが配置されたハイパーバイザーまたはサーバーグループにない場合、Light Agent は SVM へ接続しません。
- クラスタ:Light Agent は、特定の基準を満たす SVM を接続先として選択します(仮想インフラストラクチャのタイプに応じて異なります)。
- SVM は、Light Agent がインストールされた仮想マシンと同じハイパーバイザークラスタ上に導入されます(Microsoft Hyper-V、Citrix Hypervisor、VMware vSphere、KVM、Proxmox VE、Skala-R、HUAWEI FusionSphere、Nutanix Acropolis、ALT Virtualization Server、または Astra Linux 上の仮想インフラストラクチャ)。
- SVM は、Light Agent がインストールされた仮想マシン(TIONIX Cloud Platform または OpenStack Platform の仮想インフラストラクチャ)と同一の OpenStack プロジェクトに配置されます。
使用可能な SVM が、Light Agent がインストールされた仮想マシンが配置されたハイパーバイザーのクラスタまたは OpenStack プロジェクトにない場合、Light Agent は SVM へ接続しません。
- [データセンター]Light Agent は、特定の基準を満たす SVM を接続先として選択します(仮想インフラストラクチャのタイプに応じて異なります)。
- SVM は、Light Agent がインストールされた仮想マシンと同じデータセンター上に導入されます(Microsoft Hyper-V、Citrix Hypervisor、VMware vSphere、KVM、Proxmox VE、Skala-R、HUAWEI FusionSphere、Nutanix Acropolis、ALT Virtualization Server、または Astra Linux 上の仮想インフラストラクチャ)。
- SVM は、Light Agent がインストールされた仮想マシン(TIONIX Cloud Platform または OpenStack Platform の仮想インフラストラクチャ)と同一のアベイラビリティゾーンに配置されます。
Light Agent のある仮想マシンが配置されている同じデータセンターまたはアベイラビリティゾーンに接続可能な SVM がない場合、Light Agent は SVM に接続しません。
- SVM のパスを無視:Light Agent は SVM の場所に関係なく SVM を選択します。
スライダーが既定で選択している値は[ハイパーバイザー]です。
スライダーは、[拡張 SVM 選択アルゴリズムを使用する]をオンにすると使用できます。
Light Agent が高度な SVM 選択アルゴリズムを使用し、SVM アドレスのリストが SVM 検出方法として選択されており、SVM で大規模インフラストラクチャ保護モードが有効になっている場合、Light Agent をこの SVM に接続できるのは、SVM パスが無視された場合のみです(SVM パス設定の値として[SVM パスを無視]が設定されます)。
- [適用]をクリックします。
OpenStack Platform、VK Cloud プラットフォーム、TIONIX Cloud Platform または OpenStack Platform の仮想インフラストラクチャで、[標準の SVM 選択アルゴリズムを使用する]をオンにすると、Light Agent に関連する SVM の場所を決定する方法を指定できます。設定するには、次の操作を実行します:
- Integration Server 設定情報ファイル %ProgramFiles(x86)%\Kaspersky Lab\Kaspersky VIISLA\appsettings.json を開いて編集します。
- [
HypervisorSpecificSettings:Openstack
]セクションで[StandardAlgorithmSvmLocality
]設定を指定します。このパラメータが取り得る値は、次の通りです:
ServerGroup
- この値を選択すると、SVM は Light Agent からローカルであると判断されます(Light Agent がインストールされた仮想マシンと同一のサーバーグループに配置されている場合)。既定ではこの値が使用されます。
Project
- この値を選択すると、SVM は Light Agent からローカルであると判断されます(Light Agent がインストールされた仮想マシンと同一の OpenStack プロジェクトに配置されている場合)。
AvailabilityZone
– この値を選択すると、SVM は Light Agent からローカルであると判断されます(Light Agent がインストールされた仮想マシンと同一のアベイラビリティゾーンに配置されている場合)。
- ファイル appsettings.json を保存します。
- Integration Server を再起動します。
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