X-Header 情報について

スキャンの結果に基づいて、メッセージのヘッダーに特別な X-Header 情報が追加されます。たとえば、次のような情報があります:

アンチウイルスモジュールによるスキャンの結果に基づいて、次のいずれかのステータスを持つメッセージの MIME 部分に X-KSMG-AntiVirus-Status 情報ヘッダーが追加されます:感染エラー暗号化済み

アンチスパムスキャンの結果に基づいて、SCL 評価を含む X-MS-Exchange-Organization-SCL 情報ヘッダーをメッセージに追加できます。X-Header の情報のメッセージへの追加を管理できます。たとえば、組織外に送信するメッセージのヘッダーへの KSMG 情報 X-Header の追加を無効にして、インフラストラクチャ内の KSMG の存在を開示しないようにすることができます。

KSMG を使用すると、メッセージヘッダーの変更または削除を設定できます。たとえば、ヘッダーを削除すると、組織のメールサーバー間でメッセージが通過するパスを非表示にすることができ、ヘッダーを追加すると、別のシステムによる後続のメッセージ処理に使用できます。

次の場合にヘッダーの削除または追加を設定できます:

ヘッダーに対するすべての処理は、ソフトウェアモジュールによるスキャンの結果に基づいて、受信者に配信されるメッセージに対してのみ実行されます。

KSMG は、設定した処理を次の順序でヘッダーに適用します:

  1. メッセージのスキャン結果に基づいて情報ヘッダーを追加します。
  2. 指定されたヘッダーは次の順序で削除:処理ルールがトリガーされた時に削除されるヘッダー → コンテンツフィルタリングの式がトリガーされた時に削除されるヘッダー。

    コンテンツコンテンツフィルタリングエラーの場合、ヘッダー削除の順序は次の通りです:処理ルールがトリガーされた時に削除されるヘッダー → コンテンツフィルタリングエラーが発生した時に削除されるヘッダー。

  3. 指定したヘッダーを次の順序で変更します:処理ルールがトリガーされた時に変更されるヘッダー → コンテンツフィルター式がトリガーされた時に変更されるヘッダー。

    コンテンツフィルタリングエラーの場合、ヘッダー変更の順序は次の通りです:処理ルールがトリガーされた時に変更されるヘッダー → コンテンツフィルタリングエラーが発生した時に変更されるヘッダー。

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