VMware NSX-T Manager によって管理されるインフラストラクチャにネットワーク脅威対策がインストールされている SVM の導入

ネットワーク脅威対策がインストールされている SVM を導入するには：

  1. VMware NSX Manager Web コンソールの［システム］ - ［サービスの導入］セクションの［導入］タブの［パートナーサービス］フィールドで、Kaspersky Network Protection サービスを選択します。
  2. ［サービスの導入］をクリックし、導入設定を次のように指定します：
    • サービス導入の名前 - 導入の任意の名前。
    • コンピュートマネージャ - VMware NSX-T Manager が接続されている VMware vCenter Server。
    • 導入の種別 - ネットワーク脅威対策がインストールされている SVM を導入する方法：
      • ホストごと - 選択した VMware クラスタ内の各ハイパーバイザーに、SVM が導入されます。新しいハイパーバイザーがクラスタに追加されると、SVM もクラスタに導入されます。
      • クラスタごと - ［クラスタごとの導入数］フィールドで指定された SVM の数は、選択した VMware クラスタ内に導入されます。［ホスト］フィールドで、これらの SVM が導入されるハイパーバイザーを指定できます。［ホスト］フィールドを［任意］に設定している場合、SVM が導入されるハイパーバイザーは自動的に選択されます。
    • クラスタ - SVM が導入される VMware クラスタ。
    • データストア - SVM を導入する領域。
    • ネットワーク - ハイパーバイザーに導入されるすべての SVM のネットワーク設定。ネットワーク脅威対策がインストールされている SVM の場合、両方のネットワークインターフェイスを使用する必要があります。これを行うには、［設定］をクリックして表示されるウィンドウで、次の操作を実行します：
      1. eth0 ネットワークインターフェイスを、次のように設定します：
        • ネットワーク - SVM で使用されるネットワーク。
        • ネットワーク種別 - IP アドレスを割り当てる方法。既定では、SVM は DHCP プロトコルを使用してネットワーク設定を取得します。SVM に IP アドレスを割り当てるための IP アドレスの静的プールを設定できます。
      2. eth1 ネットワークインターフェイスの隣にあるチェックボックスをオンにします。すべての設定を既定値のままにします。
    • 導入の仕様 - ハイパーバイザーに導入される、ネットワーク脅威対策がインストールされている SVM の設定（小、中、大）。
    • 導入のテンプレート - KSVNS_DeploymentTemplate。
    • サービスセグメント - NSX サービスセグメント。NSX サービスセグメントが事前に作成されていない場合、［処理］をクリックして作成できます。任意の NSX サービスセグメント名と NSX トランスポートゾーンを指定します。［接続先］には［設定しない］を指定する必要があります。
  3. ［保存］をクリックします。Kaspersky Network Protection サービスの導入が完了するまで、時間がかかる場合があります。

Kaspersky Network Protection サービスの導入が正常に完了すると、［ステータス］列に［完了］の値が表示されます。選択した VMware クラスタのハイパーバイザーには、ネットワーク脅威対策コンポーネントが導入された SVM があります。

導入が完了したら、Kaspersky Network Protection サービスに登録されている SVM イメージとは異なる設定の SVM を導入することにより、いつでも SVM 設定を変更できます。これを行うには、導入名の左にあるボタンをクリックして使用可能な操作メニューを開き、［機器の変更］を選択します。表示されるウィンドウで SVM 設定を選択し、［アップデート］をクリックします。以前に導入された SVM はハイパーバイザーから削除され、選択した設定の新しい SVM が導入されます。手順が完了したら、すべての新しい SVM で製品をアクティベートし、定義データベースがアップデートされていることを確認します。

サービスの導入に関する詳細は VMware 製品のガイドおよびナレッジベースを参照してください。

ページのトップに戻る