KATA との連携の設定手順

Kaspersky Web Traffic Security と KATA との連携は次の手順で実行されます。

  1. KATA サーバーの追加

    KATA サーバーの追加時には、KWTS の Web インターフェイスで表示される証明書のフィンガープリントと KATA の証明書のフィンガープリントを比較する必要があります。フィンガープリントが一致したら、管理者はサーバーの追加を承認します。コントロールロールのノードは、KATA 側での認証要求の承認を待機せずに、KATA サーバーのアドレスと証明書をすべてのクラスターノードに送信します。

  2. 連携方法の選択

    Kaspersky Web Traffic Security では 2 つの KATA との連携方法があります。KATA でファイルをスキャンするようにファイルを送信する(KWTS が KATA の外部システムとして動作する方式)ことと、KATA で検知したオブジェクトに関する情報を取得することができます。これらのモードは互いに独立して動作します。

  3. KATA のキャッシュ設定の編集

    Kaspersky Web Traffic Security での保護ルールと既定の保護ポリシーの適用時には、KATA から取得した情報としては KATA のキャッシュに情報が保存されているオブジェクトだけが考慮されます。情報をキャッシュに保存する期間を編集できます。この期間が終了すると、トラフィックの処理時にこれらのオブジェクトは考慮されなくなります。

  4. KATA の Web インターフェイスでの Kaspersky Web Traffic Security の認証

    KATA サーバーの追加時には、外部システムの認証要求が KATA に送信されます。KATA の管理者は KATA の Web インターフェイスでこの要求を承認する必要があります。外部システムからの要求の処理方法について詳しくは、「Kaspersky Anti Targeted Attack Platform Help Guide」を参照してください。

ページのトップに戻る