Kaspersky CyberTrace Web が[Dashboard]ページで開きます。ダッシュボードには、Kaspersky CyberTrace が作成した統計情報が表示され、複数のウィジェットが含まれています。
Kaspersky CyberTrace サービスが ReplyBack モードで動作している場合、またはログスキャナーをレポートモードで使用している場合(コマンドラインオプションに -r
または --report
を指定した場合)、Kaspersky CyberTrace は検知アラートの統計情報を保持せず、ダッシュボードに統計情報は表示されません。ReplyBack モードで検知の統計情報を保存するには、X-KF-SaveStatistic フラグを使用します。
デモ用のフィードから製品版フィードに切り替えると、インジケーターがロードされ、統計情報が更新されるまで少し時間がかかります。その間、ダッシュボードには不完全な情報が表示される場合があります。
UI モードによる違い
ダッシュボードは、System managementモードと Data managementモードの両方で使用できます。Kaspersky CyberTrace Web UI のモードに応じて、ダッシュボード上のウィジェットは下のテーブルで記載された通りに変更されます。
Kaspersky CyberTrace Web UI モードによるウィジェットの違い
|
System management モード |
Data management モード |
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異なるユーザーロールへのアクセス |
ウィジェットにアクセスできるのは管理者のみです。 |
管理者はどのテナントのウィジェットにもアクセスできます。 テナント管理者またはアナリストは、アクセスが許可されているテナントのウィジェットにのみアクセスできます。 |
テナントに関する情報の表示 |
ウィジェットは、すべてのテナントの情報を集約して表示します。 特定のウィジェットが許可している場合、選択したテナントの情報に切り替えることができます。 |
ウィジェットには、左側のメニューで選択したテナントの情報が表示されます。 |
双方向性 |
ウィジェットは対話型ではありません。 |
ウィジェットは対話型です。 複数のインジケーターまたは検知をクリックすると、適切なフィルターが適用されたそれぞれのページに移動するようになりました。 |
カスタマイズされたウィジェット |
カスタマイズされたウィジェットを使用できません。 |
統計レポートのダウンロード
検知統計レポートをダウンロードできます。レポートは HTML ファイルです。
System management モードでレポートをダウンロードする場合、ファイル名は CyberTrace_Statistics_<間隔>_<日付>.html になります。 Data management モードでレポートをダウンロードする場合、ファイル名は CyberTrace_Statistics_<テナント>_<間隔>_<日付>.html になります。
レポートをダウンロードするには、
[Download statistics]をクリックします。
レポートには、ダウンロードの開始時に Web UI に表示されたものと同じデータが含まれます。