DMARC、SPF、DKIM メッセージ認証時のメッセージに対する処理の設定

1 つまたは複数のルールで、DMARC、SPF、または DKIM メール送信者認証でメッセージに対して実行する処理を設定できます。

DMARC、SPF、および DKIM 認証の際にメッセージに対して実行する処理を設定する前に、該当するメール送信者の認証が Kaspersky Security 8 for Linux Mail Server の設定で有効になっていることを確認してください。

DMARC、SPF、および DKIM のメール送信者の認証の際にメッセージに対して実行する処理を設定するには:

  1. Web インターフェイスのメインウィンドウで管理コンソールツリーを開き、[ルール]セクションを選択します。
  2. ルールリストでルールの名前をクリックして、DMARC 認証の際にメッセージに対して実行する処理を設定するルールを開きます。
  3. メール送信者認証]セクションを選択します。
  4. メール送信者認証]設定グループの名前の横にあるスイッチがオフの場合は、オンにします。
  5. DMARC メール送信者認証]セクションの[DMARC 違反が検知された場合]ドロップダウンリストで、DMARC 認証の際に認証違反が検知されたメッセージで実行する処理を、次から 1 つ選択します:
    • DMARC ポリシーを適用

      DMARC ポリシーは、DNS サーバーの管理者によって設定されます。

    • 拒否
    • メッセージを削除
    • スキップ
  6. メッセージの処理の前にバックアップにメッセージのコピーを自動的に保存する場合は、[コピーをバックアップに保存する]をオンにします。
  7. SPF メール送信者認証]セクションの[SPF 違反が検知された場合]ドロップダウンリストで、SPF 認証の際に認証違反が検知されたメッセージで実行する処理を、次から 1 つ選択します:
    • 拒否
    • メッセージを削除
    • スキップ
  8. メッセージの処理の前にバックアップにメッセージのコピーを自動的に保存する場合は、[コピーをバックアップに保存する]をオンにします。
  9. DKIM メール送信者認証]セクションの[DKIM 違反が検知された場合]ドロップダウンリストで、DKIM 認証の際に認証違反が検知されたメッセージで実行する処理を、次から 1 つ選択します:
    • 拒否
    • メッセージを削除
    • スキップ
  10. メッセージの処理の前にバックアップにメッセージのコピーを自動的に保存する場合は、[コピーをバックアップに保存する]をオンにします。
  11. 作業領域の下部にある適用]をクリックします

関連項目:

メール送信者認証

メール送信者認証の概要

メッセージ認証を実行するための DNS への接続

SPF メッセージ認証の有効化と無効化

DKIM メッセージ認証の有効化と無効化

DMARC メッセージ認証の有効化と無効化

ルールでのメール送信者認証の有効化と無効化

メッセージ認証中の TempError と PermError の検知の設定

ルールでの DMARC メッセージ認証の詳細設定

ルールでの SPF メッセージ認証の詳細設定

ルールでの DKIM メッセージ認証の詳細設定

SPF メッセージ認証後にメッセージの件名に追加するタグの設定

DKIM メッセージ認証後にメッセージの件名に追加するタグの設定

DMARC メッセージ認証後にメッセージの件名に追加するタグの設定

送信メッセージの SPF および DMARC メール送信者認証を設定するための準備

ページのトップに戻る