メッセージ認証を実行するための DNS への接続

メール送信者認証を有効にするには、Kaspersky Security 8 for Linux Mail Server が DNS サーバーへ接続することを許可する必要があります。DNS サーバーへの接続が許可されていない場合、SPF、DKIM、および DMARC メール送信者認証が無効になります。

また、DNS サーバーの最大応答待機時間も指定できます。この時間が経過すると、DNS サーバーは使用できないものと判断され、メッセージは Kaspersky Security 8 for Linux Mail Server によってメッセージ認証なしで処理されます。既定値は 10 秒です。

Kaspersky Security 8 for Linux Mail Server の DNS サーバーへの接続を許可するには:

  1. Web インターフェイスのメインウィンドウで管理コンソールツリーを開き、[設定]セクションの[プロテクション]サブセクションを選択します。
  2. 外部サービス]セクションで[DNS サーバーへの接続を許可]をクリックして、[外部サービス]ウィンドウを開きます。
  3. DNS サーバーへの接続を許可]設定の名前の右にあるリストで、[はい]を選択します。
  4. 適用クリックします。

DNS サーバーの最大応答待機時間を指定するには:

  1. Web インターフェイスのメインウィンドウで管理コンソールツリーを開き、[設定]セクションの[プロテクション]サブセクションを選択します。
  2. 外部サービス]セクションで[DNS サーバーへの接続を許可]をクリックして、[外部サービス]ウィンドウを開きます。
  3. DNS サーバータイムアウト]設定の右にあるフィールドで、DNS サーバーの最大応答待機時間を指定します。

    既定値は 10 秒です。

  4. 適用クリックします。

関連項目:

メール送信者認証

メール送信者認証の概要

SPF メッセージ認証の有効化と無効化

DKIM メッセージ認証の有効化と無効化

DMARC メッセージ認証の有効化と無効化

ルールでのメール送信者認証の有効化と無効化

メッセージ認証中の TempError と PermError の検知の設定

ルールでの DMARC メッセージ認証の詳細設定

ルールでの SPF メッセージ認証の詳細設定

ルールでの DKIM メッセージ認証の詳細設定

SPF メッセージ認証後にメッセージの件名に追加するタグの設定

DKIM メッセージ認証後にメッセージの件名に追加するタグの設定

DMARC メッセージ認証後にメッセージの件名に追加するタグの設定

DMARC、SPF、DKIM メッセージ認証時のメッセージに対する処理の設定

送信メッセージの SPF および DMARC メール送信者認証を設定するための準備

ページのトップに戻る