ライセンスのクライアントデバイスへの配信
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Kaspersky Security Center では、ライセンス配信タスクによってクライアントデバイスにライセンスを配信できます。
配信前に、ライセンスを管理サーバーリポジトリに追加します。
クライアントデバイスにライセンスを配信するには:
- コンソールツリーで、[カスペルスキーのライセンス]フォルダーを選択します。
- 作業領域のライセンスのリストで[ライセンスを管理対象デバイスに配信]をクリックします。
[アプリケーションのアクティベーションタスク作成ウィザード]が起動します。[次へ]をクリックしながらウィザードに沿って手順を進めます。
- アプリケーションのリストで、タスクを作成するアプリケーションを選択します。
- ウィザードの[ライセンスの追加]ステップで、ライセンスを追加します:
- [アクティベーションコード]をオンにして Kaspersky Security Center リポジトリからアクティベーションコードを追加し、[選択]をクリックします。
- ウィンドウが開いたら、アクティベーションコードを選択し、[OK]をクリックします。
- ライセンス情報を確認し、[次へ]をクリックします。
- ウィザードのこのステップでは、ライセンスの追加タスクを割り当てるデバイスを選択します。次のいずれかの方法で、デバイスを指定します:
- ネットワークの管理サーバーによって検出されたデバイスを選択する:この場合、タスクを特定のデバイスに割り当てます。特定のデバイスには、管理グループに属するデバイスと管理グループが割り当てられていないデバイスの両方を含めることができます。
- [デバイスのアドレスを手動で指定するか、リストからアドレスをインポートする]。タスクを割り当てるデバイスの NetBIOS 名、DNS 名、IP アドレス、IP サブネットを指定できます。
- デバイスの抽出にタスクを割り当てる:この場合、既に作成された抽出に属するデバイスにタスクを割り当てます。既定の抽出または作成済みのカスタム抽出を指定できます。
- 管理グループにタスクを割り当てる:この場合、既に作成された管理グループに属するデバイスにタスクを割り当てます。
- ウィザードの[タスクスケジュールの設定]ステップで、タスク開始のスケジュールを作成します:
- 実行予定:
- 1 回
- 手動
タスクは、自動的には実行されません。手動でのみ開始できます。
既定では、このオプションがオンです。
- 新しいアップデートがリポジトリにダウンロードされ次第
アップデートのリポジトリへのダウンロードが完了すると、タスクが実行されます。たとえば、脆弱性とアプリケーションのアップデートの検索タスクのスケジュールを設定する時に、このオプションを使用すると便利です。
- ウイルスアウトブレイク検知次第
[ウイルスアウトブレイク]イベントの発生後にタスクを実行します。ウイルスアウトブレイクを監視するアプリケーションの種別を選択します。次のアプリケーション種別があります:
- ワークステーションとファイルサーバー向けアンチウイルス製品
- 境界防御向けアンチウイルス製品
- メールサーバー向けアンチウイルス製品
既定では、すべてのアプリケーション種別がオンです。
ウイルスアウトブレイクを検知したアンチウイルス製品の種別ごとに、異なるタスクを実行したい場合、該当するタスクで必要ないアプリケーションの種別をオフにします。
- 他のタスクが完了次第
他のタスクが完了した後に、現在のタスクを開始します。現在のタスクを実行する条件として、先に実行されるタスクの実行結果(「正常終了」または「エラー終了」)を選択できます。これにより、たとえば[デバイスの電源をオンにする]を選択して[デバイスの管理]タスクを実行し、その完了後に[ウイルススキャン]タスクを実行できます。このパラメータは、両方のタスクが同じデバイスに割り当てられている場合にのみ機能します。
- 未実行のタスクを実行する
このオプションは、タスクの開始予定時刻にクライアントデバイスがネットワーク上で可視でない場合のタスクの処理方法を指定します。
このオプションをオンにすると、クライアントデバイスでのカスペルスキー製品の次回起動時に、タスクの開始を試行します。タスクスケジュール設定が[手動]、[1 回]または[即時]に設定されている場合、ネットワーク上でデバイスが認識されるかデバイスがタスク範囲に追加されるすぐにタスクが開始されます。
このオプションをオフにすると、スケジュール設定されたタスクだけがクライアントデバイス上で開始され、[手動]、[1 回]、および[即時]に設定したタスクはネットワーク上で可視になっているクライアントデバイスでのみ開始されます。そのため、たとえばリソース消費量が多いので業務時間外にのみ実行したいタスクなどで、このオプションをオフにすることが有効な場合があります
既定では、このオプションはオフです。
- タスクの開始を自動的かつランダムに遅延させる
このオプションをオンにすると、クライアントデバイス上のタスクは指定した時間内でランダムに開始され、タスクの分散開始を実現します。タスクの分散開始を使用すると、スケジュールされたタスクの開始時にクライアントデバイスから管理サーバーへの大量の要求が同時に発生するのを防ぐことができます。
分散開始の開始時刻は、タスクの作成時に自動的に計算されます。計算の結果は、タスクに割り当てられるクライアントデバイスの台数によって異なります。以降は、タスクは常に計算された開始時刻に開始されます。ただし、タスクの設定が変更されたりタスクが手動で開始された場合、計算によるタスク開始時刻は変更されます。
このオプションをオフにすると、タスクはスケジュールに従ってクライアントデバイスで開始されます。
- タスクの開始を次の時間範囲内でランダムに遅延させる(分)
このオプションをオンにすると、クライアントデバイス上のタスクは指定した時間内でランダムに開始されます。タスクの分散開始を使用すると、スケジュールされたタスクの開始時にクライアントデバイスから管理サーバーへの大量の要求が同時に発生するのを防ぐことができます。
このオプションをオフにすると、タスクはスケジュールに従ってクライアントデバイスで開始されます。
既定では、このオプションはオフです。既定の時間は 1 分です。
- ウィザードの[タスク名の定義]ステップで、タスクの名前を指定します。タスク名は 100 文字以下で、特殊文字("*<>?\:|)を含めることはできません。
- [タスク作成の終了]ステップで、[終了]をクリックしてウィザードを終了します。
ウィザード終了後にすぐにタスクを開始するには、[ウィザードの終了後にタスクを実行]をオンにします。
アプリケーションのアクティベーションタスク作成ウィザードが起動します。ウィザードの指示に従ってください。
アプリケーションのアクティベーションタスク作成ウィザードで作成したタスクは、特定のデバイスに対するタスクであり、コンソールツリーの[タスク]フォルダーに保存されます。
管理グループまたはクライアントデバイスに対するタスク作成ウィザードでグループまたはローカルのライセンス配信タスクを作成することもできます。
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