MTA の基本設定

MTA の基本設定を変更するには:

  1. 本製品の Web インターフェイスで、[設定]→[ビルトイン MTA]→[基本設定]セクションの順に選択します。
  2. ドメイン名]テキストボックスに、すべてのクラスタノードに共有される Kaspersky Secure Mail Gateway のドメイン名(mydomain)を入力します。
  3. 各クラスタノードで独自の完全修飾ドメイン名(myhostname)を使用する場合は、[クラスターノードの FQDN を使用]トグルスイッチを[有効]に設定します。
  4. ホスト名]テキストボックスに、Kaspersky Secure Mail Gateway の完全ドメイン名を入力します(myhostname)。

    このテキストボックスは、[クラスターノードの FQDN を使用]をオフにした場合にのみアクセス可能です。

  5. メッセージサイズ上限(バイト):]で、Kaspersky Secure Mail Gateway を介して転送できる SMTP ヘッダーを含めたメールメッセージの最大サイズをバイト単位で指定します(message_size_limit)。

    制限が不要な場合は 0 を指定します。

    既定値は 20971520 バイト(20 MB)です。

  6. 信頼できるネットワークと Kaspersky Secure Mail Gateway 経由でメールメッセージを送信できるネットワークホストのリストを作成します(mynetworks)。この操作には、ホスト IP アドレスまたはネットワークアドレス(あるいは両方)を CIDR 形式で[信頼済みネットワーク]に入力し、ENTER キーを押します。

    原則として、これらは組織の内部ネットワークおよびネットワークホストにします。たとえば、組織で使用している Microsoft Exchange サーバーの IP アドレスを指定できます。

    アドレスを 1 つずつ入力することも、セミコロンで区切った全ネットワークのリストを貼り付けることもできます。

    信頼できるネットワークを指定しない場合、Kaspersky Secure Mail Gateway は内部メールサーバーからメッセージを受信せず、組織のネットワークの外部にリダイレクトします。

  7. 宛先メールアドレス]に、エッジゲートウェイのアドレスとポートを入力します(relayhost)。Kaspersky Secure Mail Gateway はすべてのメッセージをこのアドレスにリダイレクトします。

    IPv4 アドレス(192.168.0.1 など)、ドメイン名、または FQDN を入力するか、フィールドを空のままにできます。このフィールドの値が指定されていない場合、Kaspersky Secure Mail Gateway ではメールルーティング用の DNS サーバー設定を使用します。

    個別ドメインのメールルーティングを設定した場合、Kaspersky Secure Mail Gateway は各ドメインに指定されたアドレスにメールメッセージをリダイレクトします。

  8. 宛先メールアドレス]にドメイン名または FQDN を入力した場合、指定されたドメイン名に対する MX レコード検索を有効にできます。この操作には、[MX ルックアップ]トグルスイッチを[有効]の位置にします。
  9. 保存]をクリックします。

MTA の基本設定が実行されます。

関連項目:

MTA 設定の編集

MTA の詳細設定

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