- 本製品の Web インターフェイスで、[設定]→[ビルトイン MTA]→[基本設定]セクションの順に選択します。
- [ドメイン名]テキストボックスに、すべてのクラスタノードに共有される Kaspersky Secure Mail Gateway のドメイン名(mydomain)を入力します。
- 各クラスタノードで独自の完全修飾ドメイン名(myhostname)を使用する場合は、[クラスターノードの FQDN を使用]トグルスイッチを[有効]に設定します。
- [ホスト名]テキストボックスに、Kaspersky Secure Mail Gateway の完全ドメイン名を入力します(myhostname)。
このテキストボックスは、[クラスターノードの FQDN を使用]をオフにした場合にのみアクセス可能です。
- [メッセージサイズ上限(バイト):]で、Kaspersky Secure Mail Gateway を介して転送できる SMTP ヘッダーを含めたメールメッセージの最大サイズをバイト単位で指定します(message_size_limit)。
制限が不要な場合は 0 を指定します。
既定値は 20971520 バイト(20 MB)です。
- 信頼できるネットワークと Kaspersky Secure Mail Gateway 経由でメールメッセージを送信できるネットワークホストのリストを作成します(mynetworks)。この操作には、ホスト IP アドレスまたはネットワークアドレス(あるいは両方)を CIDR 形式で[信頼済みネットワーク]に入力し、ENTER キーを押します。
原則として、これらは組織の内部ネットワークおよびネットワークホストにします。たとえば、組織で使用している Microsoft Exchange サーバーの IP アドレスを指定できます。
アドレスを 1 つずつ入力することも、セミコロンで区切った全ネットワークのリストを貼り付けることもできます。
信頼できるネットワークを指定しない場合、Kaspersky Secure Mail Gateway は内部メールサーバーからメッセージを受信せず、組織のネットワークの外部にリダイレクトします。
- [宛先メールアドレス]に、エッジゲートウェイのアドレスとポートを入力します(relayhost)。Kaspersky Secure Mail Gateway はすべてのメッセージをこのアドレスにリダイレクトします。
IPv4 アドレス(192.168.0.1 など)、ドメイン名、または FQDN を入力するか、フィールドを空のままにできます。このフィールドの値が指定されていない場合、Kaspersky Secure Mail Gateway ではメールルーティング用の DNS サーバー設定を使用します。
個別ドメインのメールルーティングを設定した場合、Kaspersky Secure Mail Gateway は各ドメインに指定されたアドレスにメールメッセージをリダイレクトします。
- [宛先メールアドレス]にドメイン名または FQDN を入力した場合、指定されたドメイン名に対する MX レコード検索を有効にできます。この操作には、[MX ルックアップ]トグルスイッチを[有効]の位置にします。
- [保存]をクリックします。